NVIDIA、次世代モバイル向けプロセッサ「Tegra 4”Wayne”」をCES 2013で発表か?
NVIDIAが同社のモバイル向けプロセッサ”Tegra 4”を、来年1月に米国で開催されるCES 2013で正式発表し、翌月2月にスペインで開催されるMWC 2013で詳細を公開する見込みだとFuzillaがその事情を知る複数の人物から得た情報として報じました。
”Tegra 4”の正体について同サイトは、NVIDIAが2011年のMWCで公開したTegraプロセッサのロードマップに記載されていたTegra 3”Kal-El”の後継となる”Wayne”としています。NVIDIAはここ数年、年初にモバイル向けプロセッサの新モデルを正式発表していたことから、来年のCES 2013でも新モデルが発表されると予想されています。情報が正確なものだとすると、予想通りということになります。これまで、新モデルの発表時にはそれを採用した端末メーカーの製品も披露されていたことから、来年のCES、MWCではTegra 4スマートフォン・タブレットが披露される可能性もあります。
Tegra 4になる見込みの”Wayne”の詳細は公開されていませんが、Tegraプロセッサのロードマップによると、性能はTegra 3の2倍、Tegra 2の10倍高いとされています。かなり前の流出資料によると、2013年中の出荷が予定されているT40、T43、AP40の3製品は、現行のTegra 3のように”4-Plus-1”アーキテクチャーをしたクアッドコアプロセッサで、CPUコアがCortex-A9からCortex-A15に変わっています。
別筋の情報によると、”Wayne”には2種類のSoCがあり、一方は、4コアCPU+24コア GPUを採用したスマートフォン、タブレット向けSoC。もう一方は、8コア CPU+32~64コア GPUを採用した好悪性能タブレット、ネットブック向けSoCで、DirectX11、OpenGL4.x、OpenCL 1.x、NVIDIA PhysX物理エンジンなどもサポートしていると伝えられていました。
Source : Fudzilla
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