Google、Android 4.2(Jelly Bean)をオープンソース公開、Android SDKもアップデート
Nexus 4やNexus 10など新型Nexusデバイスの発売に合わせてAndroid 4.2(Jelly Bean)がAOSP(Android Open Source Project)で公開されました。GoogleのAndroid担当エンジニア Jean-Baptiste Queru”JBQ”氏がAndroid Buildingグループを通じて発表しました。
Android 4.2は、Jelly Beanの大規模アップデート版となるバージョンです。リリースビルドは「JOP40C」。ブランチ名は「android-4.2_r1」。変更内容はこちら。ソースコードの公開に合わせて、Nexus 4”occam”、Nexus 10″Mantaray”、Nexusw 7″nakasi”、Nexus 7 3G対応モデル”nakasig”、Galaxy Nexus”takju”の5機種用のファクトリーイメージも公開されました。ファクトリーイメージは端末を工場出荷時状態に戻すために利用するもので、端末をFastbootモードでパソコンと接続し、各機種用のZIPファイル内に含まれる”flash-all”という名前のバッチ/シェルスクリプトを実行すると、工場出荷時状態に戻ります。
また、ソフトウェア開発環境「Android SDK」においても、Android 4.2をサポートしたツールが公開されました。ツールはAndroid SDK Managerより入手できます。
JBQ氏の投稿によると、Nexus SとXOOMの2機種は、AOSPでAndroid 4.1.2よりも上のバージョンではサポートされないことになっているそうです。なので、Android 4.2へのアップデートは行われないものとみられます。
Source : Android Building、Android Developers、ファクトリーイメージダウンロードサイト
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