SamsungがExynos 4プロセッサのセキュリティ上の脆弱性について声明を発表、”出来るだけ早く対策版ソフトウェアを提供する”
最近、XDA Developersのユーザによって発見されたExynos 4プロセッサを搭載した端末のセキュリティ上の脆弱性について、Samsungが声明を発表したとAndroid Centralが伝えています。
セキュリティ上の脆弱性は、Exynos 4プロセッサ用のカーネルに存在し、同プロセッサを搭載した端末において、全てユーザ/アプリに対して全物理メモリへのR/Wアクセスを許してしまうもの。どのようなアプリでもセキュリティホールを突くことでroot権の取得などが出来てしまい、それを制御することができないことが問題とされています。この脆弱性は、Galaxy S II、Galaxy S III、Galaxy Note、Galaxy Note II、Galaxy Note 10.1、Meizu MXを含むExynos 4210/Exynos 4412プロセッサを搭載する端末に存在するとされています。
Samsungはこの脆弱性について、”当社はExynos 4プロセッサに関連する潜在的なセキュリティ上の脆弱性を認識しており、出来るだけ早く、問題に対処したアップデートの提供を行うことを計画しています。悪意のあるアプリケーションが、この脆弱性の影響を受ける端末上で実行された場合には、問題が生じるかもしれませんが、信頼できるアプリや承認されたアプリを利用している場合は、問題は発生しないでしょう。当社は、ソフトウェアアップデートが影響を受ける全端末に提供されるまで、状況を監視していくつもりです。”
Source : Android Central
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