Gmailから電話をかけられる機能について、中身はGoogle Voiceだった
本日よりGmailから固定電話・携帯電話に電話をかけられる「Call Phone」というオプションが追加されました。このオプションはGoogl Voiceと密接に関係している機能であることが分かったので少しそこら辺の関係を書いてみました。
Call Phoneの使い方は非常に簡単で、PCで音声チャットする環境で、表示されるダイヤルパッドを使って 相手に電話をかけます。
電話は国際電話をかける感じ、日本国内であれば+81・・・、米国であれば+1・・・。ここら辺のプレフィックスは上図の国旗マークが表示されたリストから選択すれば良いです。後は、国際電話をかけるスタイルで電話をかけます。
Call Phoneの料金はGoogle Voiceの料金体系
- 米国・カナダへの通話:2010年は無料
- それ以外の通話:Google Voiceの料金体系に従う。Google Voice料金表
日本国内の固定電話だと$0.02/分、携帯電話だと$0.11/分
クレジットの追加はGoogle Voice上で
料金体系がGoogle Voiceに従うことのほかに、クレジットもGoogle Voice上で追加する仕組みになっています。クレジットの追加は$10単位で行います。お支払いはGoogle Checkoutを利用します。
GmailでGoogle Voiceへの電話を受けられる
Google Voiceの電話番号をお持ちの方でしたら、Gmail画面でGoogle Voiceにかかってきた電話を受けることが出来ます。
Google Voice管理画面の電話転送画面を見てみると、「Google Chat」という転送先が新たに追加されていますので、それにチェックを入れて転送先に指定すればOK。
Google Voiceあてに電話がかかってくると、Gmailの画面で着信音が鳴り、上図のようなポップアップも表示されます(^^;
Google Voice宛に電話をかけるとボイスメッセージを確認できる
GmailとGoogle Voiceを同一アカウントの場合、取得したGoogle Voice番号に電話をかけると、Google Voiceに送付されたボイスメールなどを確認できます。
つまり、Call Phoneが公開されたことで、Google Voiceの電話をかける機能が国内のユーザにも一般公開されたことになります。Google Voiceの電話番号をお持ちの方は、Gmailが新たにGoogle Voiceの待ちうけ画面のような形になります。Googleユーザ同士はGoogle Talkを使えば無料通話が出来ますので、かなり無料通話、格安通話できる場合が多くなるというわけです。
Source;Google Blog
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