HTCのDesire HD、Desire Z対応DLNAアダプタ「HTC Tube」にはAndroid、1GHz CPU搭載
今月15日にロンドンで発表されたHTCの新型Androidスマートフォン『Desire HD』、『Desire Z』にも対応し、DLNA機能を持たないHDTVと接続してDLNA機能を提供することができるアダプタも発表されましたが、どうやらそのアダプタはAndroidを搭載し、1GHzプロセッサを搭載した『HTC Tube』という製品であることが分かりました。
上図がその仕様らしいのですが、
- OS:Android
- チップセット:TI OMAP3630 1GHz
- メモリ:RAM 256MB、ROM 256MB
- インタフェース:IEEE 802.11 b/g/n Wi-Fi nは2.4GHz/5GHzのデュアルモード、HDMI 720p@30fps、microUSB(Data、5V DC-IN)
- プロトコル:DLNA1.5
と言った感じでHDMI出力機能、DLNAクライアント機能を持つ小型Android BOX的なものとなります。注目なのがTI OMAP 3630(Droid X、Droid 2にも搭載されている)を搭載していること。やはりGPUの性能にも気を配ったということなのでしょうか。(GPUのことはおそらく理由の一つでしかないと思いますが・・)
一応、Desire HDやDesire Zに搭載されている新しいHTC Senseに対応するようにデザインされている、とされていますが、DLNA1.5に準拠したものなのでたとえばGalaxy Sに搭載されているDLNAアプリ「AllShare」、その他Androidマーケットで公開されている「TwonkyServer」、「iMediaShare」などを使えば、標準ではDLNAをサポートしていない端末でも利用可能だと思います。
まあ、HTC Tubeが発売されたらすぐさまハックされて予想していない何かができるようになるんでしょうね。
発売時期は今年Q4、販売価格は不明です。ちょうどDLNAには対応していないもののHDMI接続できる東芝REGZAが自宅にあるのでHTC Tubeが発売されたらたぶん買います。
Via:Android and me
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