HTC、指紋リーダー付き5.9インチフルHDスマートフォン「HTC One max」を正式発表、Android 4.3 with HTC Sense 5.5を搭載
HTCが、長らく噂となっていた「HTC One」の大画面バージョン「HTC One max」を正式に発表しました。
HTC One maxは、5.9インチ1,920✗1,080ピクセルの液晶ディスプレイを搭載した大型モデル。OSはAndroid 4.3(Jelly Bean)で、同社のカスタムUI「Sense」は新バージョンとなる「Sense 5.5」を搭載しています。また、背面に指紋リーダーを搭載しており、事前に指紋を登録したユーザーであれば指紋リーダーを指でなぞるだけで端末のロックを解除することができます。
筐体デザインはHTC OneやHTC One miniのようなアルミユニボディを採用しています。筐体サイズは164.5 x 82.5 x 10.29mm、質量は217g。前面には上下に2つのスピーカーを搭載していますが、Beats Audioには対応していません(“HTC BoomSound”ブランドは継続して使用されています)。バックカバーは取り外し可能で、内部にMicro SDカードスロット(最大64GB)があります。
プロセッサはSnapdragon 600 APQ8064T 1.7GHzクアッドコア、RAM容量は2GB、内蔵ストレージの容量は16GB/32GB。なお、HTC One maxの購入者にはGoogle Driveの50GBストレージが無料で提供されます。
カメラは背面に約400万画素のUltraPixelカメラ(2.0μm・1/3型BSIセンサー、AF、F2.0・28mmレンズ、ImageChip2、Smart Flash、HDRムービー、動画記録サイズは最大1,080p)、前面に210万画素CMOS(BSIセンサー、88度広角レンズ、動画記録サイズは最大1,080p)を搭載。カメラ機能はVideo Pic、Video Highlights、HTC Zoe、HTC Share等を利用できます。
ワイヤレス機能はWi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetoot v4.0(apt-x対応)、DLNA、ワイヤレスディスプレイ(Miracast)、NFC、赤外線リモコン(IrRC)に対応。モデル別の対応周波数は次の通りです。
EMEAモデル:
GSM/GPRS/EDGE(850/900/1800/1900MHz)、WCDMA/HSPA+ 42Mbps(900/1900/2100MHz)、LTE(800/900/1800/2600MHz)
Aisaモデル:
GSM/GPRS/EDGE(850/900/1800/1900MHz)、WCDMA/HSPA+ 42Mbps(850/900/1900/2100MHz)、LTE(900/1800/2100/2600MHz)
Sprintモデル:
GSM/GPRS/EDGE(850/900/1800/1900MHz)、WCDMA/HSPA+ 14.4Mbps(1900/2100MHz)、CDMA2000(800/1900MHz)、LTE 1900MHz
Verizonモデル:
GSM/GPRS/EDGE(850/900/1800/1900MHz)、WCDMA/HSPA+ 14.4Mbps(850/900/1900/2100MHz)、CDMA2000(800/1900MHz)、LTE 700MHz
このほか、3.5mmオーディオジャック、Micro USB端子(MHL対応)、GPS/A-GPSにも対応しています。バッテリー容量は3,300mAh(内蔵型)。
更新:発売時期。まずは今週中に英国で発売された後、欧州とアジア地域で順次発売。米Sprintと米Verizonでは年末に発売されます。
Source : HTC
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