ジャパンディスプレイ、5.4インチWQHD(2,560 x 1,440ピクセル)のスマートフォン向け液晶パネルを開発
ジャパンディスプレイ(JDI)は10月24日、5.4インチでWQHD解像度を実現したスマートフォン向け液晶パネルを開発したと発表しました。
世界最高水準の精細さとされる今回の液晶パネルは、対角13.8cm(5.4インチ)2,560 x 1,440ピクセル(WQHD)で画素密度は543ppi。市販されているスマートフォンの中で現在世界最高と思われるHTC One(4.7インチ1,920 x 1,080ピクセル)の468ppiよりも16%高い。NTSC比は70%、コントラスト比は1500:1、視野角は上下/左右160度となっています。
JDIはこの液晶パネルをLTPS(低温ポリシリコン)技術を適用して開発しています。それにより液晶内部に液晶駆動用のドライバLSIを統合可能となり、従来型の液晶よりも少ないドライバLSI数で動作することから従来型に比べて消費電力は減り、液晶パネル外枠の厚みも小さくなっています。発表によると額縁寸法は上部・左右が1.0mm、下部は公開されていません。
JDIは5.4インチパネルのほか、6.2インチWQHD解像度(473pi)の液晶パネルも開発したと発表しています。
今年はフルHDがハイエンドモデルにおける主流となっていますが、来年はWQHDが主流になりそうですね。
Source : ジャパンディスプレイ
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