Sonyのポータブルワイヤレススピーカー新モデル「SRS-X3」開封の儀&ファーストインプレッション

投稿日時 7月 12th, 2014 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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6月中旬に発売されたSonyのポータブルワイヤレススピーカー新モデル「SRS-X3」を入手したので早速開封の儀を執り行います。

SRS-X3は、横長のコンパクトなボディに、20Wのデュアルアンプと重低音再生を実現するパッシブラジエーターを備えたBluetoothスピーカーです。Bluetoothに対応したスマートフォンやタブレット、音楽プレイヤーの音をワイヤレス転送できるほか、通話用マイクもあるのでハンズフリー通話も可能です。さらに、オーディオ入力端子もあるのでテレビや古いオーディオプレイヤーなどの非ワイヤレスススピーカーでも使えます。価格は15,530円です。カラバリはブラック、レッド、ホワイトの3色で、今回入手したのはホワイトです。

SRS-X3の特徴は、「Definitive Outline」デザインという空間との調和を図った筐体デザインを採用したところです。各エッジの稜線で音波の回折を防ぐとされてます。また、NFCにも対応しているので、NFC対応スマートフォンやタブレットはかざすだけでBluetoothの接続をON/OFFできます。

私がSRS-X3を入手した主な理由は、手元のスマートフォンの音楽を高音質で聞きたいけど、デスクにも置けるコンパクトなものがいいと思っていたところ、ちょうど発売された「SRS-X3」なるものが理想にマッチしているだろうと思ったからです。所詮はコンパクトスピーカーなのでハイエンドモデルとは比較になりませんが、スマートフォンのスピーカーよりも優れていることは間違いだろうということで、SRS-X3に決定しました。

同梱品はSRS-X3本体、USBケーブル、USB電源アダプタ、取説などの書類です。

SRS-X3の筐体サイズは縦67mm × 横185mm × 高さ66mm。カステラ1本より少し大きい程度で、片手でも楽々と掴めます。質量は850gなので大抵のノートPCをよりも軽量です。

SRS-X3の前面にはメインスピーカーが、背面には低音を担うパッシブラジエーターがあります。

側面はほぼ正方形型。角で叩かれると痛そう・・・。

上部には各種操作ボタンとNFCアンテナがあります。

背面下部にはMicro USB端子(充電用)、オーディオ入力端子、リセットボタンがあります。

SRS-X3では電源をONにするとデフォルトで「ClearAudoi+」モードが適用されます(ランプは消灯しています)。「SOUND」ボタンを押すとサラウンドモードに切り替わり(ランプが点灯)、Xperia Z2 Tabletのようなバーチャルサラウンドを体験できます。小型スピーカーなので音の迫力はコンポサイズのスピーカーほどありませんが、低音が響くのでスマートフォンよりもはるかに良いと感じます。音楽、ネットラジオ、YouTube動画の音質が改善されるので、私のようにスマートフォンスピーカーでは物足りなくなってきたという方にとっては良い選択肢になると思います。

SRS-X3はBluetooth v2.1(A2DP、AVRCP、HFP、HSP、対応コーデックはSBC)に対応した機種で利用できます。Sony製品ということで、Xperiaスマートフォン・タブレットのイコライザーやClear Bass、VPTサラウンド(スタジオやコンサートホールなど)、ダイナミックノーマライザーがうまく適用されているのよう聞こえます。スマートフォン側のClearAudio+やS-Force Surround 3D、Clear Phase、xLOUDは機能しません(ClearAudio+は音が劣化し、その他は音質が変化しません)。

SRS-X3はバッテリーを内蔵しており、電源がなくても約7時間は音楽を再生できるとされています。また、充電はUSB経由で行ないます。AndoridユーザーならUSBケーブルは常時利用できる状態にあると思うので、わざわざ付属のケーブルとアダプタを取り出す必要はないと思います。

SRS-X3のスピーカー出力は20Wなので、スマートフォンスピーカーよりもはるかに大きい音がでます。路上ライブ・パフォーマンス、屋外でのダンスの練習、アウトドア、自動車内などなど、屋内だけではなく、屋外の色んなシーンで使える製品だと思います。