Googleアシスタント入りのGoogle製スマートホームデバイス「Google Home」のレビュー

投稿日時 12月 31st, 2016 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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Google が満を持して発売した AI ベースの「Google アシスタント」を搭載したスマートホームデバイス「Google Home」を入手したので早速開封の儀を執り行います。

Google Home は据え置き型の小型 Bluetooth スピーカーなのですが、OK, Google の音声コマンドに反応するパーソナルアシスタントを備えており、ユーザーからの様々なリクエストに応えるインテリジェントな製品です。海外では $129 で販売されています。

AI ベースのパーソナルアシスタント機能としては、Apple Siri や Amazon Alexa、Microsoft Cortana などが存在します。Google は Android デバイスや自社デバイス向けに「Google アシスタント」を開発しました




「Google アシスタント」は既にスマートフォンでも利用可能です。Google Allo にはチャット機能として組み込まれており、Google Pixel には Google Now に代わるエージェント機能として統合されています。今回の Google Home は Allo や Pixel で利用できる Google アシスタントをメインに据えたデバイスとなっており、他プロダクトの Google アシスタントよりも機能が充実しています。

Google Home が出来ることは多岐に渡ります。それは Allo のチャット機能を見ると納得すると思いますが、大別すると、「検索」「生活情報の読み上げ」「アプリの操作」「外部機器の操作」「サービスの利用」です。また、Allo や Pixel にも見られるジョークやトリビア、一部のゲームなども実行できます。さらに、Google Home 自体は Chromecast Audio のように Chromecast 対応スピーカーとしても機能します。多機能なデバイスです。

Google Home の各部説明。Google Home は円筒型の小型デバイスで、リビングや自室などに置いて利用します。筐体はインテリアにうまく溶け込むデザインで、下部にはスピーカー、上部にタッチコントローラーを搭載しています。電源は付属の AC アダプタ(国内対応)を利用します。バッテリー駆動ではありません。




タッチコントローラーではボリューム調節や音楽の停止・再生などの簡単な操作が可能。ここには LED を内蔵しており、OK, Google と呼びかけると Google カラーに光るなどコミカルに光ります。背面にはマイク入力を無効にするボタンもあるので、動作をスピーカー機能に限定することもできます。




下部のグレー部分は着脱可能なカバー(ベース)で覆われたスピーカーです。スピーカーは 360 度全方位タイプで重低音がよく響きます。意外と良質な音だったので音楽用としても十分に使えると思います。音質に関しては、数千円で売られている安価なスピーカーと比べると、はるかに優れています。特に、ボイスがよく聞き取れる感じです。ちなみに、ベースは別のものに交換できます。






Google Home のセットアップは「Google Home」アプリ(旧 Google Cast)で行います。基本的には Chromecast と同じ要領ですが、セットアップ機能がまだ日本語に対応していないので、先にスマートフォンの言語を英語に変更しなければなりません。



日本語への対応については、Pixel の統合型と同様に Google Home の Google アシスタントもまだ日本語に対応していません(日本語を喋らない)。そのため、Google Home で日本語の「OK, Google」コマンドを利用することは現状できず、また、スマートフォンのシステム言語が日本語の場合だと、初期のセットアップやその後の設定変更も実行できません。しかし、一度セットアップを完了すれば、スマートフォンのシステム言語を日本語に戻して構いません(動作は英語のみですが・・・)。




セットアップ後の利用はとにかく「OK, Google」です。Google Home の機能は膨大なので、ここでは頻繁に利用しそうな機や便利だと思った機能を中心に紹介します。




まずは音楽の再生でしょうか。「OK, Google play pop music」といった感じで指示すると Google Play ミュージックの音楽ライブラリから音楽を検索して本体スピーカーで再生します。曲の切り替え、一時停止、ボリュームアップ / ダウンも OK, Gogle コマンドで行います。

また、Chromecast や Android TV があれば、「OK, Google play music on my TV」といった感じで機器を指定すると、Google Home が Android TV へダイレクトで Cast します。Google Home の便利なところはこの機器連携です。




同様に、「OK, Google play radio」で Tunein などの対応するネットラジオアプリの番組を再生し、「OK, Google play podcast」で対応するポッドキャストアプリのエピソードを再生します。




動画サービスだと、「OK, Google Play xxx video from XXX on my TV」と指示すれば、YouTube や Netflix などの動画サービスのコンテンツを Android TV などで再生します。




次は、天気やカレンダーの予定、ニュースといった生活情報を音声コマンドで引き出せる機能を紹介します。Google Home では、その日のまとめ(My Day)、現在の時刻、天気など、PC で Google 検索を実行した場合にカード表示されるような検索ワードなら大体 OK, Google コマンドで取得できます。「OK, Google What’s the weather?」と質問すれば、付近の天気予報を教えてくれます。




また、日常生活の中で必要になるニュース(読み上げ)、タイマー(実行)、目覚まし時計(セット・実行)、Google カレンダー(追加・参照)、ショッピングリスト(追加・参照)、交通情報のチェック、付近のお店や施設の検索、Google 翻訳なども OK, Google コマンドで実行できます。、




次は、アプリや IoT 機器との連携機能です。Google Home の大きな特徴と言えるのがこの部分です。様々なアプリやサービス、IoT 機器を Google Home から直接操作したり、情報を読み取って教えてくれます。




アプリやサービスの例だと、YouTube や Netflix の動画再生、Google フォトの写真表示、Spotify の音楽再生、Tunein や Pandora のラジオ番組再生、Uber のタクシー予約、ドミノ・ピザの注文などが可能です。これを行うには他サービスとのアカウントリンクが必要になりますが、一度リンクさせると OK, Google コマンドで上記の作業を実行できます。




IoT 機器との連携では、自宅の「Philips Hue」の点灯や消灯、Nest Thermostat の温度設定を OK, Google コマンドで実行できます。現在の対応機器は Philips Hue、Nest、Smart Things のみ。

Google Home は家中のどこにいても「OK, Google」の音声コマンドに反応し、様々な処理を行います。自宅に帰ってきて「OK, Google Turn on the lights」と言えば灯りを付けたり、起床直後にベッドの中から「OK, Google play rock music」と言えばロックを流して二度寝を防止できるなど、日常生活の中で役立ちます。

また、AI ベースの機能ということで、例えば、「OK, Google I love you」と言うと、「That’s sweet♡」や「Really? you love me?」と、様々な形でリアクションします。相手は機械ですが、予想外のリアクションが多いので、けっこう楽しめます。

OK, Google コマンドは以前からスマートフォンやタブレットでも利用できますが、これまではさほど便利だとは思いませんでした。それが Google Home になって、子供が「お母さ~ん、○○ して~」といった感じで情報を教えてくれたり、物事を処理してくれるので、生活が一変しそうな気になりました。特に、寒くて布団から抜けられない朝に、「OK, Google play some music」と言うと音楽が再生された時にはそう強く感じました。おそらく、ボイスが声優さんになったりすると、もっと楽しめるかもしれません。

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