スタンドアロン型Daydream VRヘッドセット「Mirage Solo」の実態

投稿日時 5月 26th, 2018 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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Lenovo より最近発売された Daydraem VR ヘッドセット「Mirage Solo」を入手しましたので、世界初のスタンドアロン型 Daydream VR がどういう機能を持っているのかやスマートフォンを使用する従来型とどこが違うのかを中心に製品のファーストインプレッションをお送りします。

Mirage Solo の外観は少し豪華な VR ヘッドセットという感じですが、この中には VR 用にカスタムさた Android が組み込まれており、スマートフォン無しで Daydram を楽しむことができます。Mirage Solo は一種の Android デバイスだと考えて差し支えありません。また、付属のコントローラーも Daydream View に付属しているものと全く同じだったので、VR モードの基本的な操作方法についてもスマートフォンを使用する Daydream と変わりません。

技術上スマートフォン型との大きな違いは WorldSense と呼ばれる空間や身動きのトラッキングシステムが内蔵されている点で、VR アプリをプレイしている最中に少し歩くとドローンのように障害物検知が働き、元の位置(プレイエリア)に戻るよう警告画面を表示したり、しゃがむ、かわす、身体を反らすといった身動きを検知し、VR 空間にリアルな身動きをリンクさせることができ、この点において、従来よりもスタンドアロン型の方が没入感を得られると思います。

パッケージの箱はとても大きかったのですが、内容物の大半は Mirage Solo でした。USB 充電アダプタや USB ケーブル、イヤホン、コントローラー、取説は小さな箱に収納されています。






これがコントローラーです。形やボタン配置、握ったときの感触は Daydream View 付属品と全く同じだったので、単なる色違いなんだろうと思います。




Mirage Solo を最初に見たとき、「うわ、でかい」と思いました。本体重量も 645g と Daydream View を使用した場合の 2 倍はあります。しかし、額に触れる部分のクッションは肉厚でしかも広範囲に渡っており、ヘッドバンドはバンド式ではなくダイヤル調節式なので、片手で楽々とバンドを調節できます。こちらのクッションも肉厚でした。また、前頭部に当たるクッションが追加されており、装着感は頭に縛るというよりも帽子のようにかぶるといった感じです。荷重バランスがとても良く、1 時間程度装着した場合でも、前方からズレ落ちたり、目の周りが圧迫されて痛みを覚えることはささほどなく、アプリの利用に集中できました。


▲ Mirage Solo の外観、前方に見える 2 つの穴のようなものは WorldSense カメラです。


メガネユーザーの方に朗報です。Mirage Solo はメガネかけたままでも問題なく着用できました。


▲ レンズ側から撮影。

ヘッドバンド周りです。Daydream View とは違ってバンドは後方のダイヤルを回して締めたり緩めたりします。そのためバンドが勝手に緩まることはありません。いつでも良くフィットしています。




左側方部には、充電用の USB Type-C コネクタと Micro SD スロットがあります。




右側方部には、電源ボタンとボリュームボタン、3.5mm オーディオジャックがあります。Mirage Solo の音は基本的にヘッドホンで聴きます。




今回のファーストインプレッション記事で私が一番お伝えしたいことは、スマートフォンを出し入れしなくて済むのはとても素晴らしいことと、例えば「Daydream View + Galaxy S8」という最高レベルの組み合わせの従来型 Daydream よりも視認性が良く、全体的な操作もしやすかったことです。



従来型だと、操作をミスした時に変なダイヤログが表示され、その都度、スマートフォンを取り出していましたが、Mirage Solo には Android が組み込まれているので、そういうことは一切ありません。 これは結構大きいですね。

また、ディスプレイは 5.5 インチ 2,560 x 1,440 ピクセルと際立つスペックではありませんが、眼の悪い私であっても、Daydream 上の文字ははっきりと見え、特に目を凝らして見ることなくアプリを探して起動したり、ポインタカーソルを使ってボタンをクリックする、そういった基本的な動作が従来型よりも楽でした。

しかし、UI 面には少し不満があります。それは、スタンドアロン型であっても UI の作りは通常の Android スマートフォンと変わらないので、例えば、初期のセットアップ画面では、白いポインタがダイヤログ画面の背景と同化して見失ったり、ボタンがやや小さいのでポインタカーソルを合わせるのに苦労したりと、イライラすることも多少ありました。UI 周りはもう少し研究し改善して欲しいところです。

セットアップ後に表示されたメイン画面を見て思ったのは、「あれ、従来型 Daydraem と大して変わりないな」ということです。冒頭でも紹介しましたが、Mirage Solo はあくあでも Android デバイスに Daydream アプリを組み込んだ VR ヘッドセットにしか過ぎないため、VR ホームや VR アプリはスマートフォン型と基本的に同じです。


▲ コントローラーの Daydream ボタン(ホームボタン)を押した時に表示されるメイン画面


▲「ホーム」にアクセスした時の画面

従来型との相違点の中でもわかりやすいのが Android の設定メニューを開けることでしょう。ここで Wi-Fi や Bluetooth の接続設定やアプリやストレージの管理、セキュリティ設定などができます。ちなみに、システム情報画面を開くと OS は Android 8.0 Oreo と表示されていました。


▲ Mirage Solo の Android 設定メニュー


▲ 設定メニューに組み込まれた「Daydream」セクション


▲ 「端末情報」画面

WorldSense を除けば Mirage Solo と従来のスマートフォン型との間に機能面の大きな違いはなさそうでしたが、先ほど挙げた視認性だけでなく、VR アプリ実行中の画面やポインタのブレも明らかに少なく、性能面もスマートフォンを使用した場合より優れてると言えます。さすが専用デバイスというだけのことはありますね。「Daydream で VR を満喫したい」、このようにお考え方にはスタンドアロン型はおすすめします。私はもう従来型には戻れなさそうです。

最後に、Mirage Solo の Google Play ストアでは WolrdSense に対応したアプリも表示され、次のような専用のセクションで探すことができます。



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