Galaxy Sのプチフリ対策アプリ「One Click Lag Fix apk」が公開、root化機能も搭載
Galaxy Sの問題の一つでもある”プチフリ”現象、これまでいくつかのプチフリ対策がXDA-Developersなどで公開されてきましたが、どんなに簡単な方法でもPCと端末を接続してワンクリックで・・・という方法までしか実現できていませんでしたが、その元祖「One Click Lagfix」を考案し、そのツールを公開してくださったRyanZAから新たにroot化まで行ってくれるOne Click LagfixをAndtroidアプリとして公開してくれました。
上記ページのダウンロードリンクから「OCLF.apk」をダウンロードし、端末にインストールすると
このような画面が表示されます。このアプリで出来ることを書くと、
- 「Root Device 2.1」:端末のroot化(root化+Speruser.apkのインストール)
- 「Install EXT2 Tools」:e2fsck、busyboxのインストール
- 「Check Free Space」:ext2イメージファイルを作成する/data/dataの容量チェック
- 「OneClickLagFixV1+」:プチフリ対策の実行
- 「Undo OneClickLagFixV1+」:元の状態に戻す
root化されていないGalaxy Sの場合
「1」→「2」→「3(必要であれば)」→「4」でroot化+プチフリ対策が完了。
今回は既にroot化されたGalaxy Sで試したのroot化操作は行っていませんが、XDAでの説明では「1」の後にリカバリモードでupdate.zipの適用を行うようにと掲載されています。Android2.1ではアプリから直接リカバリモードへ移行できないらしく、リカバリモードは手動で行うようにとされています。(ボリュームアップ+ホームボタンを押しながら電源ボタンを押す)
root化されたGalaxy Sをお使いの場合
「2」→「3(必要であれば)」 →「4」でプチフリ対策が完了。
「4」をタップした後、次の図が表示されます。ここでは/data/dataに作成するext2イメージファイルのサイズを変更できるようになっています。特に問題なければMAXで良いでしょう。最低でも500MBくらいは欲しいところでしょうか。このプチフリ対策では起動時にext2ファイルシステムに対するfsckを実行しますので、サイズが大きければ大きいほどfacsに時間がかかります。
元の状態に戻す場合
「4」を実行
このアプリで実装されているプチフリ対策は、既に公開されている「RyanZAEXT2LagFix BETA 2-3」と比べて若干低速だと言われています。もしその方法でのプチフリ対策を行っている場合はそちらを使った方が良いとも言われています。
実際にこのアプリを使ってプチフリ対策した後のQuadrantスコアです。スコアは2132で、RyanZAEXT2LagFix BETA 2-3と大差はありませんでした。ちなみにGalaxy SはI9000XXJM5を使いました。
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