HT-03AにカスタムROM「Dwang v1.16」を入れてみた
先ほど、Dwang v1.16がリリースされたと言うつぶやきをTwitterで確認したので早速Dwang v1.16をHT-03Aに入れてみました。
と、Dwang v1.16をHT-03Aに入れ、ある程度セットアップが完了したので記事を書こうかなと思ってところ、新たにDwang v1.17がリリースされていました。
とりあえず、ここではDwang v1.16だけ。Dwang v1.17は後ほどお伝えします。Dwang v1.17ではUSBテザリングをサポートしただけみたいですね。
[ROM][32B/Dream][Dec22][Dwang][Donut][Speed and Stability][v1.17]
今回は、外見やアプリの追加変更ではなく、内部的なカーネル、compcacheなどの変更がメインのようです。
その中で特に目を引いたのが、
Switch to deadline IO scheduler: less CPU usage, better multi-tasking, helps with minimizing slowdowns over time
と言うこと。LinuxのCPUスケジューラにはいくつか種類があって、そのうちの「Deadline」と言うスケジューラに変更したようです。これによって、CPUの利用率が低下し、マルチタスクしやすくなったようです。詳しいところまでは分かりませんが、ちょっと期待させる一文だったと思います。
先ほども挙げたCPUスケジューラ変更によるCPU使用率の低下云々なんですが、HT-03Aだと体感的にもvmstatなどを見てみてもこれまでのDwangとさほど変わらないみたいです。
特に、Cherry rPlayerとYouTubeを同時に稼動させてもプロセスがブロックされたり、CPUにwaitがかかることは無かったですが、それは以前も同じものでした。
Benchmark(Dwang v1.15)
- Graphics:125(130)
- CPU:166(159)
- Memory:108(108)
- Filesystem:29(29)
どれも大してDwang v1.15と変わりませんね。CPUが若干高いスコアを出していますがこれは誤差の範囲内だと思います。
とりあえず、大きな性能低下は無いということが分かりました。
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