NTTドコモ、LTE通信サービス「Xi(クロッシィ)」を本日開始、LTE対応スマートフォンは2011年冬モデルで
LTE方式を採用した次世代移動体通信サービスは既に米国で開始されていますが、日本国内では、NTTドコモが本日24日から「Xi(クロッシィ)」と名前でサービスの提供を一部の地域で開始しました。
Xiは現行のFOMAよりも高速、大容量、低遅延な通信サービスとして知られています。開始当初はベストエフォート下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps(一部の屋内では下り最大75Mbps/上り最大25Mbps)という速度で通信することができます。
サービス開始直後は東京、大阪、名古屋の一部の地域でしか利用できませんが、NTTドコモは今年度末までに1,000局、2011年度末までに5,000局、2012年度末までに15,000局、2014年度末までに35,000局この時点で時点で人口カバー率70%を目指しているそうです。地域的には、
- 2010年12月~:東京23区の一部、神奈川(横須賀市の一部)、千葉(成田市の一部)、愛知(名古屋市・常滑市の一部)、大阪(大阪市・豊中市・池田市・泉佐野市・泉南市の一部)
- 2011年度:全国県庁所在地級都市へ拡大
- 2012年度:全国主要都市へ拡大
と言った感じで拡大されていくと発表もされています。
現時点でXiに対応した端末は、「L-02C」や「F-06C」といったデータ通信専用端末しかラインアップされていませんが、NTTドコモ山田社長の話によると2011年の冬モデルからXiとFOMAに対応したスマートフォンを投入していくとのこと。具体的にどのメーカーの端末を準備するのかなどは騙られなかったみたいですが、既に一部の海外メーカーはLTEに対応したスマートフォンを2011年のCESでお披露目する噂が出ているくらい開発が進んでいるようですから、個人的にはそっち方面から調達してくるのではないかと予想してます。
Source : Reuters
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