コラム : 写真の背景をぼかすにはダブルレンズカメラ・デュアルカメラのスマートフォンが最適

投稿日時 4月 4th, 2017 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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HTC One M8 が登場してから、背面に 2 つのカメラを備えた Android スマートフォンが増えてきており、今ではミッドレンジ ~ ハイエンドの多くの機種で採用されています。こうしたデュアルカメラ・ダブルレンズカメラのスマートフォンで定番と言えるカメラ機能は背景に「ボケ」をかけることです。

2 つのカメラは使用するイメージセンサーなどのハードウェ構成によって 2 つに分けられます。個人的に、HTC One M8 や Huawei P9 のようにカラー CMOS とモノクロ CMOS を組み合わせたカメラを「ダブルレンズカメラ」、iPhone 7 Plus や LG G5 のように両方ともカラー CMOS で画角の異なるレンズを搭載したカメラを「デュアルカメラ」と呼んでいます。ちなみに、もう一つ挙げるとすれば LYNX 3D のように 3D 撮影が可能な「3D カメラ」のスマートフォンもあります。

ダブルレンズカメラ・デュアルカメラのうち、ダブルレンズカメラでは「ボケ」機能が最も多く利用されていると思います。この端末では、サブカメラが撮影時に深度を記録するので、スマートフォンと被写体や背景との距離をより正確に計測します。これで被写体を除く背景部分だけをぼかすことが可能になっています。

2 つのカメラを搭載したスマートフォンの多くには、「ボケ」モードがあるので、モードを切り替えるだけで背景をぼかすことができます。次は、ZTE Blade V8 Pro のカメラ UI で、F 値のスライドするとボケの適用度を F 値を目安にして調節することができます。

次の 2 枚は「ボケ」モードで撮影した写真です。両方とも背景がほどよくボケて花やドロイド君が際立って見えます。このように、ダブルレンズカメラ・デュアルカメラではスマートフォンだけで一眼レフのような写真を撮影することができます。