Google、Google Cast SDKの正式リリースとChromecastのグローバル展開を2014年に計画、家電メーカーとの提携も
Googleは同社のテレビ用HDMIドングル「Chromecast」の販売国を来年拡大する計画のようです。Googleのプロダクトマネージメント担当副社長を務めるMario Queiroz氏が米国のWEBサイト Gigaomからのインタビューでその計画を明らかにしました。
今のところ、Chromecastの正規販売は米国と英国でしか行われていませんが、Queiroz氏の話によると、Googleは2014年にGoogle Cast SDKの正式版をリリースし、それと同時にChromecastを世界の多くの国で発売する計画です。さらに、Googleは家電メーカーと提携して、パートナーが自社の製品にCast機能(Chromecastに出力する操作のこと)を実装できるようにしていくことも明らかにしたとのことです。スマートフォン・タブレットとテレビ間のメディアストリーミング機能の業界標準を確立しようとしているみたいですね。
Queiroz氏は2014年のいつごろに正式版をリリースするのか、その予定は明言しなかったそうですが、既にリリースに向けた準備を進めていることを明らかにしました。今のところ、ChromecastへのストリーミングはGoogleより承認を受けた対応アプリでしか行えず、最近対応アプリは拡充されたものの、その数は数えるほどしかありません。しかし、Qeeiroz氏はSDKの正式リリースに合わせて数多くの対応アプリがリリースされる見込みであることも示唆しました。
Source : Gigaom
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