LGは「LG G3」に自社開発プロセッサ”Odin”を採用しない? 「LG G3」とみられる「LG LS990」はQualcommプロセッサを搭載
LGの次期フラッグシップスマートフォン「LG G3」にLG初のスマートフォン向けプロセッサ”Odin”が採用されない可能性が高いとの予想が伝えられています。
先ずは、韓国メディア ETNewsの報道から。同サイトは”Odin”の開発に携わったLGのパートナー企業の関係者からの話として、LGは今年に入って台湾 TSMCの28nmプロセスを利用した”Odin”の量産準備を行っており、サンプル製造の工程を経て、現在は2014年Q2中の実用化に向けた最終調整を行っていると報じました。
しかし、その一方で別の業界関係者は、”実際の市場で安定性が検証されていない製品をすぐに主力製品に搭載することは難しく、普及型モデルに先行導入し、安定性などを検証して適用範囲を広げていくだろう”と述べたそうです。
次に、米Sprintの公式サイトで公開された「LG LS990」という2Kディスプレイを搭載したハイスペックモデルのUAProfにこの予想を裏付けるかのような情報が記載されていました。それは、プロセッサの項目に”Qualcomm”、”Krait”、”M8974AAAAANLYD2145A”といった情報が記載されていることです。
2Kディスプレイを搭載していることからLG LS990はLG G3と見て間違いないでしょう。しかし、”Odin”が採用されているのであれば、Qualcommの名前は表示されないはずなので、少なくともSprint版LG G3に”Odin”は搭載されていないと予想されます。別モデルもそうとは限りません。
LG LS990のUAProfには上記のほかにも、Android 4.4.2、3GB RAM、32GB ROM、Micro SDカードスロット(最大64GB)、背面に1,300万画素カメラ、前面に210万画素カメラを搭載していることも記載されています。
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