Android “L” Developerプレビュー版はAndroid 4.4.4よりも33%バッテリーが長持ち
GoogleはAndroid “L”で電力効率を改善し、バッテリーの使用時間を長くする“Project Volta”を導入しましたが、Ars Technicaによってその実力がテストされ、従来よりも33%ほど長持ちになったという調査レポートが公開されました。
“Project Volta”はバッテリー消費量の削減とアプリの最適化に役立つツール群・APIのことです。Ars Technicaでは、現行最新版のAndroid 4.4.4を搭載したNexus 5とAndroid “L” Developerプレビュー版を搭載したNexsu 5で同じテストを実施しました。
テストは輝度200カンデラを維持したまま、Wi-Fi経由でのWEBブラウジング時間を測定するというものです。調査レポートによると、Android 4.4.4版の使用時間は345分だったの対して、Android “L” Developerプレビュー版は471分と、約33%長く使用できたとされています。Android “L”には「バッテリーセーバー」と呼ばれる節電機能も追加されていますが、それは今回のテストではOFFの状態です。
Android “L”はまだ開発途中のバージョンなのですが、既に顕著な違いを見せており、正式リリース時ではさらにバッテリーの持ちが改善されるものと期待できます。
Source : Ars Technica
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