MediaTekプロセッサを搭載した今よりもさらに安いChromebookが現実のものとなりつつある
現行のChromebookはIntelやSamsungのプロセッサを搭載したものが主流なのですが、今後は台湾MediaTekのプロセッサを搭載できるようになりそうです。
これは、Chromium OS(Chrome OSのオープンソース版)のリポジトリに“Moose”と呼ばれるARM Cortex-A7ベースのチップを試験的にサポートするコードがMediaTekによって追加されたことによるものです。グーグラーのFrançois Beaufort氏が伝えていました。
“Moose”はCortex-A7×4のタブレット向けクアッドコアプロセッサ「MT8127」のことです。MT8127は”スーパーミドルクラス”のタブレットをメインターゲットにした28mnプロセスのプロセッサで、CPUクロック数は最大1.5GHz。GPUはARM Mali-450 MP4(4コア)を内蔵。フルHDディスプレイ、MiraVision、Miracast、NFC、Wi-Fi/Bluetooth/GPS/FMのコンボチップなどを搭載しています。
MediaTekのプロセッサは主に中国メーカーのスマートフォン・タブレットで採用さrているほか、グローバルメーカーのエントリーモデル・低価格モデルでも採用されています。チップ単価が他社に比べて安い点が売りとされているので、今後、MediaTekプロセッサを搭載したChromebookが発売されると、それは現行の製品よりも安くなる可能性があります。
Source : Google+
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