$99のGoogle TV対応製品の可能性、英ARMはGoogleと協議中
現在米国内で販売されているGoogle TV対応製品にはそれぞれIntel Atomが搭載されており、その上でAndroidベースのOSが動いているわけですが、今後ARMのCPUコアを搭載したものが比較的安い値段で出てくるかも知れません。
11月18日に台湾で開催されたテクノロジーカンファレンスにおいて、ARM社長のTudor Brown氏は現在ARMチップ対応版Google TVに関して”現在Googleと協議中だが、現時点では何も話すことは無い”とコメントしていたそうです。
Google TVは今年5月に開催されたGoogle TVにおいて、x86アーキテクチャのIntel Atom CE4100をターゲットにして開発が進めされていました。ARMはRISCでx86とはアーキテクチャが異なるため、その上でGoogle TV動作させるには専用に開発しなければなりません。
また、Tudor Brown,氏は現行のARMはIntel Atomよりも安価で低消費電力のため、”もし、Google TVが(スマートTVの?)メインストリームとなるなら、もっと低消費電力で、技術的に低コストで構築しなければならない”と話しており、もしARMチップ搭載版が発売されるのではあれば、例えばセットトップボックス型のGoogle TV対応製品は現行のものよりさらに安く販売されるかもしれません。
Logitechのセットトップボックス型Google TVは標準価格$299なので、$99のGoogle TV対応製品ももしかしたら出てくるかもしれませんね。
Source:PC World、Via:ARMDevices
関連記事
週間ランキング
None Found