Android 5.0(Lollipop)の機能紹介 : Bluetooth機器やNFCタグでロック画面認証を自動的に無効にできる「Smart Lock」機能が追加
Android 5.0 (Lollipop)には事前に登録した Bluetooth 機器や NFC タグとの接続状態で端末のロック画面認証を自動的に有効 / 無効にする新機能「Smart Lock」が追加されました。
この機能は設定メニューの「セキュリティ」に「Smart Lock」として実装されています。セクション名がまだ日本語化されていないので、未完成の機能なのかもしれませんが、機能自体は利用できます。
Smart Lockの動作内容は、ロック画面認証(パターン、PIN、パスワード)を設定している場合でも、スマートウォッチや NFC タグと接続中(つまり、ユーザーが端末を持っているか近くにいる)の場合はロック画面認証を無効に、端末を置いてどこかに行った場合に Bluetooth の接続が切れると自動的にロック画面認証を有効にします。利便性を損なうことなく、端末の不正使用を防止するような機能です。
Smart Lock を有効にする場合はロック画面を「スワイプ」以外に設定する必要があります。それを行った後でメニューにアクセスします。
「信頼できる端末」は Bluetooth 機器か NFC タグです。「トラステッドフェイス」はフェイスアンロックのことです。どちらかを選択します。ここでは「信頼できる端末」を選択しました。
下部の赤い「+」をタップして機器を追加します。ここでは Bluetooth 機器を選択しました。「NFC」を選択すると NFC タグなどでも認証不要でロック画面を解除できるようになります。
既にペアリングした「Moto 360」を選択します。その後、画面左上の「←」ボタンをタップして前の画面に戻ります。Smart Lock 機能のセットアップはこれで完了です。テストする場合はスマートフォンの Bluetooth を OFF にしてみてください。自動的にロック画面認証が有効になります。
信頼するデバイスで「NFC」を選択した場合。登録した NFC タグなどに端末をかざすだけでロック画面でパターンや PIN などの入力を行うことなく、ロック画面を解除できるようになります(NFC タッチ音が鳴らないのでわかりづらいのですが・・・)。かざさなかった場合は認証をパスしなければなりません。NFC タグは Bluetooth 機器と同時に設定できます。
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