Snapdragon 810 8994を搭載した開発者向けAndroid端末「MDP」が発表、4Kタブレットもあり
Qualcomm の最新モバイルプロセッサ「Snapdragon 810」を搭載した開発者向け端末（MDP）がこの製品の販社であるIntrinsyc社より発表されました。発売は 2015 年初旬です。
MDP は Snapdragon プロセッサをターゲットにしたアプリやゲーム、ファームウェアの開発やテストなどに用いられる開発者向けの評価用端末。ラインアップにはスマートフォン型の「MDP」とタブレット型の「MDP Tablet」の 2 種類があります。
どちらも年内～来年初旬に出荷開始予定の64bit対応オクタコアプロセッサ「Snapdragon 810 8994」を搭載するほか、Kinect ライクなジェスチャーコントールや超音波を利用したペン入力など、Snapdragon 810 で可能になる機能も利用できるようになっています。
MDP / MDP-T の基本スペックは、6.17 インチ 2,560 × 1,600 ピクセル（WQXGA） / 10.1 インチ 3,860 × 2,160 ピクセル（UHD）の液晶ディスプレイ、4GB LPDDR4 RAM、32GB / 64GB eMMC 5.0 ROM、背面に 1,300 万画素（光学手ブレ補正、4K / 1080p@60fps 動画撮影)、400 万画素（1080p@60fps 動画撮影）、ジェスチャー検出用デュアル 3D カメラ（IR LED 付き）、超音波ペン入力用のマイク、3,020mAh / 7,560mAh バッテリーを搭載。
ワイヤレス通信機能は Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.1、NFCなどに対応。このほか、Micro USB（USB 3.0）端子、指紋センサー、温度 / 気圧 / 湿度センサー、UVセンサー、バーチャルサラウンド対応のフロントステレオスピーカーなども搭載しています。
評価用端末ということでスペックは群を抜いて高いです。また、機能もてんこ盛りといった内容です。価格は、MDP が $799、MDP-T が $999 です。
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