Samsung、2015年のスマートTVでTizen OSを採用
Samsung は 1 月 1 日、同社の公式ブログを通じて元々はモバイル向けの OS だった「Tizen(タイゼン)」を 2015 年のスマート TV 製品で採用することを発表しました。Tizen を搭載したスマート TV は CES 2015 イベントで披露されます。
Tizen は Samsungらが主導で開発している Linux ベースのオープンソース OS。Android、iOS に続く第三のモバイル OS になるか、とも見られており、「Samsung Z1」という Tizen を搭載したスマートフォンが先に発表されると思いきや、スマート TV にも搭載されて、しかも先に発表されました。
まるで Google が主にスマートフォン・タブレット向けに Android を提供し、テレビ向けに Google TV や Android TV を提供していることに似ています。今度はそこをキャッチアップしていくつもりなのでしょうか。
スマート TV に Tizen が搭載されることで、ユーザーインタフェースの刷新、モバイル端末との連携強化、ゲーム機能やコンテンツの大幅拡充の点で進化したと言われています。
注目のモバイル端末との連携については、例えば、Bluetooth でモバイル端末と自動的に接続することができて、それぞれの機器に保存されたコンテンツをワンクリックで共有することや、「Briefing on TV」機能によってモバイル機器のアラーム設定に合わせて決められた時間にスマート TV の電源が ON になり、時刻や天候、スケジュール情報をテレビ画面に表示できるようになるとされています。
Android TV でもゲーム機能は大幅に強化されましたが、Tizen 版スマート TV では、ゲームコンテンツの拡充のほか、クラウドゲームサービスやモバイル向けゲームを利用、マルチスクリーン機能も搭載しているとされています。
Source : Samsung
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