ジャパンディスプレイ、消費電力が低いウェアラブルデバイス用 反射型メモリ内蔵カラー液晶モジュールを発売へ
ジャパンディスプレイ(JDI)がスマートウォッチなどでの採用が見込まれるウェアラブルデバイス用の反射型メモリ内蔵カラー液晶モジュールを販売するとともに、今後の標準ラインアップに追加することを発表しました。
同社が開発した反射型メモリ内蔵カラー液晶モジュールは、外光を反射して表示を行う液晶であるとともに、各画素にはメモリが内蔵されており、静止画の場合は表示が書き換わるまで画像データを保持することから、消費電力は一般的な液晶モジュールの 0.5% にまで低減できる点が特徴です。
反射型ディスプレイなので、長持ちで直射日光の下でも見やすいことでしょう。しかし、バックライトを搭載しない仕様みたいなので、夜間や暗い場所では視認性が極端に悪くなると思います。画面サイズは 1.34 インチ 320 x 300 ピクセル(238ppi)で、表示色数は 26 万 2144 色で、コントラスト比は 20:1 です。
この液晶モジュールは 2015 年 3 月よりサンプル出荷され、2015 年 7 月より販売されます。今年下半期に登場するスマートウォッチでお目にかかれそうです。
Source : ジャパンディスプレイ
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