”Sony Ericsson SO-01C”はAndroid 2.3(Gingerbread)を搭載?
NTTドコモから2011年3月頃に発売されると予想しているSony Ericssonの”Anzu”(日本ではXperia Premium)に関して、Android 2.3(Gingerbread)を搭載しているかもしれない情報が出てきましたので紹介します。
最近、当ブログに”SonyEricssonSC-01C”を名乗る端末がご来店されたみたいで、そのアクセスログのUA情報の一部が、
Android 2.3; ja-jp; SonyEricssonSO-01C Build/3.0.A.1.18
となっていることから、OSはAndroid 2.3だと騙っていることが分かります。
UA情報は、build.propを書き換えればAndroid 3.0にしたり、Nexus Twoにもできたりと偽装可能です。なのであまり注目していません。
注目すべきなのはビルド番号です。「3.0.A.1.18」となっています。例えばXperia X10 mini(E10i)の場合、Android 1.6で「1.3.A.0.68」、Android 2.1-update1で「2.0.A.0.504」とOSバージョンが上がるたびに最初の数字が上がっています。Xperia X10(X10i)やSO-01Bの場合、Android 1.6では「R1EA029」、Android 2.1-update1では「2.0.2.A.0.24」がPTCRB認に最新のものとして記録されています。ビルド番号の上がり方がXperia X10 miniと異なりますが、恐らく今後OSバージョンを上げるたびに頭の文字を上げていくものと予想できます。
なので、「3.0.A.1.18」というビルド番号はAndroid 2.3であるとは判断できないものの、現行のOSバージョンより高いのは確かだと思います。そもそもこのビルド番号自体が偽装だと考えられますが、このビルド番号と似た体系で、ググっても出てこない未確認なモデルナンバーを名乗る端末が他のサイトで確認されていることから、偽装されたものではないと今のところ考えています。しかも”SO-01C”がその中でも一番新しいみたいです。ビルド番号が偽装されていなければモデル名も偽装されていないと期待したいところですが、こればかりは端末を使った方に本人に聞いてみないと分かりません。
Sony Ericssonが開発している”Anzu”は、NTTドコモから2011年3月に発売される予定だという情報があります。発表は2月のMWC 2011だとか。恐らく来年早々にはNTTドコモから発表されるはず。
なので、”Anzu”のキャリア型名は「SO-01C」となり、そろそろ国内で本格的にテストが開始されていると思います。
”Anzu”という名前はSony Ericsson内部のコードネームであって、発売時は別の名前が付けられると思います。国際版は「Xperia X12」と言われていますが実際のところは不明です。NTTドコモ版は”Xperia Premium”という冠が付くそうですから「Xperia Premium SO-01C」になると思います。最新の情報では、OSはAndroid 2.3だと聞いています。恐らくNTTドコモから発売される端末の中で初めてAndroid 2.3を搭載するのはXperia Premium SO-01Cになると思います。
最後の方の話はあくまで噂レベルなのでご注意を。
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