高性能になった「Chromecast 2」開封の儀&ファーストインプレッション
国内未発売の第二世代「Chromecast」を入手したので、早速開封の儀を執り行います。
Chromecast 2 は 2013 年に発売された HDMI スティック型のメディアストリーミングデバイス「Chromecast」の後継機種で、第二世代も初代と同じ $35 で販売されています。
Chromecast はテレビと接続するとスマートフォンやタブレットのアプリの映像や音をストリーミングできるので、YouTube 動画や Hulu などの映画をリビングなどでくつろぎながら視聴するには最適のデバイスです。
初代との大きな違いは HDMI の端子と本体が柔軟性のあるケーブルで繋がったデザインに変わったところです。スティックタイプではありません。また、5GHz 帯の Wi-Fi や Wi-Fi ac に対応しており、安定性と通信速度の向上にも期待できます。
ちなみに、第二世代はブラックだけではなく、レモネードとコーラルの 3 色が用意されています(ブラック以外は Google ストア限定です)。
では開封していきましょう。
パッケージングは前作とさほど変わっていません。同梱品は Chromecast 2 本体と USB 充電器のみ。
Chromecast 2 には 10cm ほどの HDMI ケーブルが備わっています。HDMI 端子には磁石が内蔵しており、本体にくっつきます。持ち運びの際にはコンパクトになるようになっています。
Chromecast 2 も外部から電源を取らないと起動しません。実際に自宅のテレビ(AQUOS)に接続した状態が次の写真です。
スティック型ではなくなったので、本体がぶらんぶらんします。本体の重さで長い間使用すろとケーブルが断線しないかと少し心配なのですsが・・・、ケーブルはけっこう硬いのでこのまま放置しておいても特に問題はなさそうです。なぜスティック型をやめたのでしょうか??
Chromecast のセットアップは初代 Chromecast と同じで Android アプリから行います。セットアプの方法にも特に変わりはありませんでした。
Chromecast 2 の利用方法も初代と同じです。例えば、YouTube アプリの場合だと画面右上に表示される Cast ボタンをタップし、機器の一覧から「Chromecast2」を選択するだけ。
Chromecast 2 では内部のメインプロセッサがアップグレードされており、初代からの性能比は 2.5 倍だと言われています。また、新たに「Fast Play」機能も追加されており、Cast の開始から実際に映像が再生されるまでの待ち時間は短縮しています。もちろん、全ての場合においてではなく、多くの場合は Cast ボタンを押すと 1 ~ 2 秒で再生が始まっていました。この点が初代からの大きな違いだと実感しました。
Chromecast 2 はスマートフォンやタブレットの画面をそのまま写し出す「画面のキャスト」にも対応しています。本体の動作性能が向上したので、ゲームプレイにも耐えられるレベルになったかと期待して、Crazy Sonwboard アプリを試してみましたが、映像のラグでうまく操作できず、やはり(リアルタイム性を要求するアプリは)厳しいか~、と思いました。
Cromecast 2 をしばらく使ってみた上での感想は、正直なところ、特に驚きは無かったということです.再生のタイムラグが短くなったと言っても、初代でも満足できるレベルなので、わざわざ Chromecast 2 を購入する必要性は無いなと思いました。
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