トヨタ、目の不自由な人の行動をサポートするウェアラブルデバイス「Project BLAID」を開発
トヨタの米国法人が、「Project BLAID」と呼ばれるプロジェクト名の下で目の不自由な人の行動をサポートするウェアラブルデバイスの開発プロジェクトを行っていることを明らかにしました。
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Project BLAID は、カメラやスピーカー、振動モーターなどを搭載したネックバンドタイプのデバイスで、首にかけて行動すると、カメラが空間を 3D マッピングして周囲に何があるのかをユーザーに音声や振動で伝えます。また、顔認識技術で人の顔を識別し、人の存在や友人がそこに居ることも通知します。
このような機能を持つので Project BLAID は簡単に言えば盲導犬のような役割を担う製品だと言えます。そのため対象者は全盲かそれに近い視覚の方でしょう。私のように普段は物を見て生活できている目の不自由な人を対象にした製品ではなさそうですが、便利そうです。
トヨタはこの製品を商品化する予定のようで、近々米国の視覚障害者を中心としたコミュニティの人たちとベータテストを行うと述べています。
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