Raspberry Piにおける「Android Things」のデモ動画
今月 14 日に Google が IoT 機器向けの OS としてリリースした「Android Things」を Raspberry Pi に導入して Android Things のサンプルアプリを実行するデモ動画が公開されました。
Android Things は Android をベースに開発された OS で、Google サービスや Android の API を利用できるほか、アプリを Android Studio で開発できるのが大きな特徴です。
また、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスでは使用されないハードウェアをサポートするために、Things Support Library と呼ばれる新しい API を追加した Android フレームワークを提供しています。
Android Things は現在開発途中の OS ですが、Developer Preview 版が Intel Edison、NXP Pico、Raspberry Pi 3 に公開されています。
Google が公開したサンプルアプリによると、Android Things ではカメラ画像を分析して Google Cloud Platform と Firebase を使用してスマートフォン向けのコンパニオンアプリに送信するインターホン、複数のセンサーから気象データを集収し、必要であれば Google Cloud Platform に送信してさらなる分析を実行するウェザーステーション、GPIO ピンの変更を読み取り、それを Android のキーイベントに変換するボタンなどを作成できる模様です。
次のデモ動画では、サンプルアプリの一つ「Simple PIO」を用いて Raspberry Pi の LED を Android Things 用アプリから制御するデモが紹介されています。
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