富士通、スマートフォンの通信速度が従来比2倍に向上するLTEとWi-Fiの通信経路制御技術を開発
富士通研究所は 1 月 26 日、LTE ネットワークと Wi-Fi サービスの通信経路を負荷に応じて制御することでスマートフォンなどのモバイルデバイスにおける通信速度が従来比 2 倍も向上するという新技術を開発したと発表しました。
これは、動画ストリーミングなどの大容量な通信を行うモバイルデバイスの接続が一つの Wi-Fi スポットに集中する場合にサービス品質の低下を防止するために、モバイルデバイス側の通信経路(Wi-Fi か LTE か)を事業者側が一括で変更できるようにするというものです。
これにより、Wi-Fi サービス側は混雑による輻輳などが起きづらくなり、モバイルデバイス側は通信速度が向上します。通信速度の点では Win-Win な技術です。
富士通のテストでは、クラウド上に配置された制御サーバとスマートフォンにインストールする専用アプリによって機能を実現しています。制御サーバが Wi-Fi スポットへの接続を検出すると、各スマートフォンのアプリから接続情報を収集し、それらのデータを基に評価した上でスマートフォンの経路を変更させます。
この場合、スマートフォンの通信速度は向上するものの、データ容量量を消費することになります。富士通の発表によると、Wi-Fi を利用する大きな理由である消費データ量の節約については考慮されていない模様です(関係ないからでしょう)。
富士通は今後、より大規模にテストを行って機能の安定化を図り、2018 年に実用化すると述べています。
Source : 富士通
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