HTC U Ultraのデザインや質感などの外観をチェック、HTC 10との比較写真もあり

投稿日時 1月 28th, 2017 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース, ピックアップ記事, ブログ
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1 月 24 日に台湾で発売された HTC の大画面スマートフォン「HTC U Ultra」の外観や持ちやすさ、HTC 10 との外見的な違いを中心にファーストインプレッションをお届けします(レビューは後日)。

HTC U Ultra は、HTC が今年最初に出したグローバルモデルで、5.7 インチ 2,560 x 1,440 ピクセルの Super LCD 5 とその上に 2 インチのサブ液晶を搭載しています。大画面で、独特な機能を搭載した非常に興味深い機種です。

まず最初にお伝えするのは、全体がガラスで包まれた美しいボディです。これまでの海外向け HTC スマートフォンはメタルユニボディ構造が主流でしたが、HTC U Ultra では、前後に強化ガラスパネルを搭載しており、背面は半端なく艶々です。眩しすぎてどうにかなりそう。

背面は HTC 10 のように両サイドにかけて緩やかにカーブしており、側面フレームを含め、全体的に角ばった部分がないので非常に滑らかな持ち味です。また、5.7 インチと大きなディスプレイを搭載していますが、期待どおりのグリップ力で手によく馴染みます。片手持ちのしやすさを何よりも重視する私は HTC U Ultra の片手持ちのしやすさに合格点を与えます。

フロント部分はゴリラガラス 5 を用いた 2.5D 仕様のガラスパネルを搭載しています(128GB モデルはサファイアガラス)。ボタン構成は HTC 10 と同じで、タッチセンサー式のホームボタン(指紋リーダーも)、戻るボタン、アプリ履歴ボタンがあります。前回の記事では、ボタンの振動は iPhone 7 に近いものだったとお伝えしましたが、実際に触れてみると、Taptic エンジンのように本体が凹むような感じではありません。それでも、やや iPhone ぽさを感じたので良い触覚フィードバックだと言えます。分かりやすく言えば、HTC 10 の振動レベルを若干上げたといった感じです。

本体カラーはブラックなのですが、それでもガラスの光沢感はよく伝わってきます。ガラス越しに映る HTC ロゴは何ともセクシーです。

HTC が公開したプレス画像だと、本体はぷっくりとしたように見えますが、実物は全体的にフラットで非常に薄いことが分かりました。筐体サイズは 162.41 x 79.79 x 3.6 ~ 7.99mm / 170g です。ただ、カメラ部分が本体から少し突出しています。ZenFone 3 並みの出っ張り具合です。なので、デスクに置くとレンズが触れないか心配です(カメラのリムがわずかに高くなっているので、触れることはありませんが・・・)。

HTC U Ultra に 3.5mm オーディオジャックはありません。そのため、ヘッドホンは Bluetooth タイプや有線コードの場合は付属の変換アダプタ、USB Type-C 仕様のものを使います。

側面の電源、ボリュームボタンは HTC 10 とほぼ同じデザイン、硬さ、ストロークでした。

HTC 10 と大きさを比較してみました。HTC 10 は 5.2 インチ端末なので、大きな差があります。ベゼルの幅はほぼ同じでした。

やはり、表面の印象は全く別物です。個人的にはメタルボディも良いと思うので優劣は付けられませんが、メタルボディは冬場にキンキンに冷えるので、そういう面や重さを考慮すると、HTC U Ultra の方が優れているのかもしれません。

下から見ると、両サイドのカーブは HTC 10 よりも HTC U Ultra の方が緩やかだと分かります。ちなみに、HTC U Ultra も BoomSound ステレオスピーカーを搭載しており、音楽や動画の音は下部のスピーカーと上部の通話用スピーカーから同時に出力されます。