Huawei P10のメモリ規格問題で中国の行政機関より製品の品質に問題は無く虚偽・誇張もないとする見解が示される
Huawei P10 で異なる規格のメモリが使用されていたことが明らかになり物議を醸している問題で、中国深セン市消費者委員会は 4 月 28 日、Huawei P10 に品質の問題はなく、虚偽または誇張の掲載もなかったとの見解を明らかにしました。
この問題は、Huawei が Huawei P10 で異なる規格の RAM と ROM を組み合わせて使用していることを認めたことから話題になっており、厳密に言えば、同一機種で性能に大きな影響を与えるメモリのスペックに差があることを意味することから、一部では問題視されています。
同委員会は 4 月 26 日までに 32 件もの本件に関する苦情が寄せられたとして、独自に調査を実施したところ、冒頭で紹介したように判断しています。
このような結論に至った大きな理由は、少なくとも現地政府の法令では全ての部品のスペックを表示することは義務付けられていないからです。
Huawei 自身もスペックシート上でメモリの規格にまでは言及しておらず(不親切ですが・・・)、製品発表の時点でユーザーに虚偽のスペックを伝えているわけではありません。
この問題は、現地の行政機関による “白” との判断が出たので、一応は落ち着くと見られますが、Huawei の主力製品で起きたことなので、いつかは再燃する可能性があります。
Source : expreview
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