HuaweiはHuawei P10 / P10 Plusで規格の異なるRAMとROMを使用しているらしい、一部で問題視する声も
Huawei が Huawei P10 / P10 Plus で世代的な規格の異なるメモリ(RAM と ROM)を使用していることを認めたと、海外の WEB サイト Android Authority が伝えました。
Huawei が認めたことは、RAM に LPDDR3 または LPDDR4 を使用しており、RMO には UFS 2.0、UFS 2.1、eMMC 5.1 のいずれか使用していることです。容量が問題だというわけではありません。あくまでも規格が異なるということです。
Huawei は、「ユーザーエクスペリエンス、品質、持続可能な供給のバランスを担保するために、信頼できる複数のサプライヤーから調達するという業界でも標準的な部材の供給ソリューションを採用しています」と述べ、あくまでも部材の調達を安定させるために他の企業も普通にやっていることをしているだけと説明しています。
同一スマートフォンでハードウェアの種類や規格が事なるケースは多々あります。代表的な例は Galaxy S8 に Exynos 版に Snapdragon 版が存在することです。しかし、この違いは発表の時点で明らかにされており、ユーザーはそのことを分かった上で購入することからこれまでに問題視されたことはありません。
ところが、Huawei の場合は明らかに性能に差が出るであろうメモリの規格を明示せずに Huawei P10 / P10 Plus を販売しているので、一部から問題だと指摘されています。
ただ、Mate 9 のようにスペックシートに規格を記載しているわけではないので、虚偽の内容を伝えているわけではありません。また、RAM と ROM の組み合わせは端末(あるいはロット)によって様々だと Huawei は回答の中で述べていたそうです。
Huawei の回答によると、例えば、LPDDR3 + eMMC 5.1 の Huawei P10 / P10 Plus と LPDDR4 + UFS 2.1 の Huawei P10 / P10 が存在することになります。これは明らかに性能に差が出るはずなので、この 2 台の存在が確認されれば大きな問題に発展する可能性があります。
Source : Android Authority
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