Android Oの新機能 : アプリの通知設定をカテゴリ別に変更できる「通知チャンネル」とバッジ表示に対応
Android の次期メジャーアップデート版「Android O」ではアプリの通知を様々なカテゴリで分類管理できる「通知チャンネル」機能と、バッジ表示に対応しました。
「通知チャンネル」は、アプリの通知をカテゴリに分類して通知の非表示や優先度を個別に設定できるようにする仕組みです。Android Nougat までアプリの通知設定はそのアプリ全体に適用されますが、Android O ではアプリが発行する様々な通知をカテゴリに分類し、そのカテゴリ単位で通知設定を適用することができます。
上図のニュースアプリの例では、IT 系ニュースの通知を「Technology」カテゴリに分類しており、Technology カテゴリ毎に「ブロック」「バッジ表示」「重要度」の設定が可能です。もし、Technology カテゴリのニュース通知が重要だと思う場合、「重要度」を「音声とポップアップで知らせる」に変更すると、そのカテゴリのニュースに気づきやすくなります。
通知チャンネルはアプリ側が対応する必要があり、現状ではほとんどのアプリは対応していません。カテゴリの表示内容を紹介するために現在対応している「システム UI」の表示例を添付します。
バッジは、新着メールや不在着信などの未読件数をホーム画面のアイコン上に表示する機能です。Nova Launcher や Arrow Launcher といったサードパーティ製のホームアプリでは定番とも言える機能で、ようやく Android もネイティブでバッジ表示に対応しました。しかし、実際に利用するにはホームアプリが対応する必要があります。
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