Android用「Chrome 57」で深刻な脆弱性が発見、緊急アップデート開始
Google は 3 月 30 日、Android 用の「Chrome(安定版)」において、セキュリティ的に深刻な脆弱性が見つかったとして、修正版(57.0.2987.132)の配信を開始したと発表しました。
このバージョンでは深刻度が「High」にマークされた CVE-2017-5056(Use after free in Blink)の修正が行われています。既に Chrome OS やデスクトップ版では修正されており、Android 版も続いて修正されたことになります。
3 月 16 日にリリースされた Chrome 57 の安定版では、Chrome カスタムタブの機能が強化されており他のアプリで開いた Chrome のタブ上でページ内検索やホーム画面への追加などの操作を行うことが可能になりました。
また、新しいタブのトップ画面でユーザーにとって興味のありそうな WEB 記事が一覧で表示されるようになり、アプリで最近利用した検索エンジンをデフォルトの検索エンジンに設定するポップアップを表示するようになりました。
さらに、Physical Web に対応した BLE ビーコンから取得した URL がアドレスバーに候補として表示されるようになりました。
ほかにも、バックグラウンドで開いているタブのバッテリー消費量の抑制や Proressive Web App(PWA)のサポート改善も行われています。
「Chrome」(Google Play)
Source : Chrome Releases Blog
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