iOS 11でサポートした新しい画像フォーマット「HEIF」とは? Androidでも閲覧できる?
iPhone の写真フォーマットは iOS 11 から「HEIF(High Efficiency Image File Format)」と呼ばれる比較的新しい規格に変わり、従来の画質を維持したまま、ファイルサイズを大幅に削減しています。
画像フォーマットと言えば JPEG や PNG が一般的で、HEIF を聞き慣れないという方は私も含めて非常に多いことでしょう。iOS にアップデートされた iPhone や iPad で写真を撮影すると、全てこのフォーマットで記録され、拡張子には .heic と付きます。
HEIF には、字幕などのタイムドテキストやオーディオなどの他のメディアを含められるなどのメリットもありますが、PC よりもストレージ容量の限られたスマートフォンやタブレットではファイルサイズが大幅に小さくなった点が最も魅力的だと感じるはずです。
実際に iPhone 7 Plus で撮影した 1,220 万画素の写真は 590KB だったのに対して、Google Pixel で撮影した 1,230 万画素の写真は 2.2MB と約 74% も減っていました。iOS 11 だと Pixel の 1 枚分の容量でほぼ 4 枚を保存できることになります。
魅力的な HEIF ですが、Android での対応はどうなのでしょうか。
Google フォトの WEB とモバイルアプリは既に対応しており、JPEG や PNG と遜色なく閲覧・編集できます。
しかし、Android の純正ファイルマネージャーはサムネイルを表示することすらできず、また、Google フォト以外のメディア系アプリもその多くは非対応のようでした。
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