パスワード管理アプリ「BlackBerry Password Keeper」の使い方
セキュリティ面を重視した BlackBerry の Android スマートフォンにプリインストールされている「BlackBerry Password Keeper」アプリを使えば、WEB サイトのログイン情報をはじめ、秘密にしたいメモやリストを安全かつ一元的に管理することができます。そこで今回は Password Keeper の機能や使い方を簡単に紹介します。
Password Keeper は、マスターパスワードと呼ばれる一つのパスワード(= 本アプリのパスワード)を使って登録した情報を暗号化した状態で保存するパスワード管理アプリです。このようなアプリの代表例といえば LastPass があります。BlackBerry スマートフォンには LastPass に似たアプリが標準でインストールされています。
Password Keeper を使うと何が嬉しいのかというと、それはやはり様々な WEB サイトのログイン ID やパスワードを安全な場所で一元管理できる点です。専用のブラウザも備えているので、WEB 閲覧も安心して行えます。
登録した情報は全て暗号化した状態で保存され、しかもマスターパスワード自体も指紋認証で保護することができます。ただ、これは DTEK60 や KEYone、Motion などの一部の機種に限られます。
セキュリティ重視のアプリのため、アプリを一旦閉じて開き直すと、その都度マスターパスワードを入力しなければなりません。また、アプリ内でコピーした情報は一定の時間が経過すると自動的にクリップボードから消去するので安心です。
Password Keeper の中でも一番よく使うのは WEB サイトのログイン情報を登録することでしょう。WEB サイトの URL、ログイン ID、パスワードを入力するだけで登録できます。
Password Keeper はブラウザ機能も備えており、WEB サイト名をタップするとそのサイトにアクセスできます。その前にログイン ID やパスワードをコピーしておくと、キーボードから入力する必要がなくなります。
設定メニューで自動入力を有効にしておくと、ログイン画面を開いた際にログイン ID とパスワードが自動的に入力されます。この機能はデフォルト無効なので、利用する場合には予め有効にしておきます。
Passowrd Keeper には簡単なメモとリスト(箇条書きメモ)を WEB サイトと同等に保護する機能もあるので、電話番号、銀行口座番号、暗証番号など、メモしておきたい機密情報を登録しておくとマスターパスワードで保護することができます。
「BlackBerry Password Keeper」(Google Play)
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