Android 8.0 Oreo版Android TVの変更点を写真で紹介
Android TV は Android 8.0 Oreo へのバージョンアップに伴い、ユーザーインタフェースが刷新され、これまでとは全く違うスマートテレビに生まれ変わりました。変更点は Google I/O 2017 で紹介されましたが、本記事では日本語の環境で主な変更点を紹介します。
Android 7.1.2 Nougat までの Android TV は基本的にずっと同じ UI だったので、何度かの OS バージョンで若干変化しましたが操作方法に大きな差はありません。ところが Android Oreo では「チャンネル」という概念が導入され、ホーム画面が新しくなっています。
「チャンネル」というのはホーム画面におけるアプリの呼び方のことです。YouTube や Google Play ムービー、Hulu などの動画・音楽アプリが Android Oreo に対応している場合、ホーム画面に各アプリ(= チャンネル)のおすすめ動画や新着動画が表示されます。
チャンネルは表示順を入れ替えたり、表示させたくないアプリを個別に無効化することもできます。
ホーム画面の最上部にはカスタマイズ可能な「お気に入り」セクションが追加され、その下には、「次に見る」セクションが追加されています。
Android Oreo にはアプリドロワーが追加され、全てのアプリを一覧表示できます。このアプリドロワーはホーム画面最上部の「アプリ」(お気に入りアプリの部分)をリモコンでクリックするか、リモコンのホームボタンを長押しすると右端からスライドインする形で現れます。
アプリドロワーのアプリにカーソルを合わせてリモコンの決定ボタンを長押しすると、Android のメニューが開き、「お気に理」へ追加したり、Android TV からアンインストールしたり、アプリドロワー内の移動させることができます。
ホーム画面の刷新に伴いシステム設定メニューが画面右上に移動しました。アイコンがとても小さいので気づきにくいです。
スマートフォン・タブレット用の Android Oreo だとシステム設定メニューはカテゴリ別に分類されていますが、Android TV の設定メニューは Nougat 時代とほぼ同じです。
最後に Chrome ブラウザが Android Oreo から利用可能になりました。しかし現時点でアプリドロワー上にアイコンはなく、Google Play ストアからもダウンロードできません。アプリ内のリンクをクリックすると Chrome の選択肢が現れるので、そこから起動する形となっています。
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