セキュリティ上のリスクを軽減できる「BlackBerry DTEK」の使い方
BlackBerry スマートフォンを代表するセキュリティ対策ツール「DTEK」を使っています? DTEK は Android がセキュリティ上の危険にさらされるリスクをユーザーに知らせてくれる役立つアプリなので、使い方を理解しておくと、万が一のリスクを回避できます。
DTEK には大きく分けて 3 つの機能があります。1 つ目は Android の設定上の危険を知らせること、2 つ目はアプリ権限の確認、3 つ目は不審な挙動を通知することです。
これらの要素を総合的に判断した安全性指標がアプリのトップ画面にタコメーター風のゲージで表示されます。針が右側のグリーンにあると設定上はひとまず安全だと分かります。
1. 設定上の危険性を知らせる
Android には端末の設定内容によってはセキュリティ的に弱くなることがあります。例えば、「提供元不明アプリ」を ON にして APK ファイルのインストールを許可しておきます。ここでもし、ウィルスが仕込まれた野良アプリをインストールすると、そのウィルスに感染してしまいます。このように、セキュリティレベルに大きく影響する項目の設定内容をモニタリングし、トップ画面に表示するのが最初の機能です。
セキュリティ的に NG な設定はイエローの警告マークが付き、安全な場合はグリーンのチェックマークに変わります。なるべく全ての項目をグリーンにすることを目指します。
2. アプリの権限を確認する
ほぼ全ての Android アプリは Android 上で機能を実行するために様々な権限へのアクセスが必要です。しかし、単純なゲームなのに SMS や電話へのアクセス要求があるとそれは不審です。このようなリクエストをアプリまたは権限別に確認できるのが 2 つ目の機能です。
DTEK では、アプリまたは権限のジャンルによって許可 / 拒否の設定を確認し、もし不要と思われる権限へのアクセスがあれば OFF にすると無効化できます。
3. アクセス権へのリクエストを通知
「2.」でも触れた権限へのリクエストを通知するのがこの機能です。分かりやすい例として、Chrome の権限に対して全て通知するように設定しておくと、Chrome を起動した途端に「位置情報」へのアクセスが要求されたことが通知されます。もしこの通知が不審に思う場合は権限のリクエストを拒否すればアプリにその機能が使用されることはありません。
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