フクロウ型AIロボット「ZUKKU」を東京モーターショー 2017のハタプロブースで発見
東京モーターショー 2017 のハタプロブースでフクロウのような見た目の超小型 AI ロボット「ZUKKU」が展示されていました。個人的には、ロボットにさほど興味はありませんが、AI と IoT という今ホットな話題を凝縮したプロダクトだったので取り上げてみました。
ZUKKU は人工知能(AI)を搭載した汎用ガイドロボットです。AI を活用したことでその場の状況を理解し、サイネージなどの他の機器と連携することで、その場・その人に最適な案内を提供します。
ハタプロブースのデモユニットは店舗や施設において来訪者やお客を接客する店番ロボットの役割を担っています。
ZUKKU は手の平にも余裕で乗る非常に小柄で軽量なロボットです。フクロウ型という愛らしいデザインが親しみやすいですね。
こんな可愛い ZUKKU の中には IoT 専用の SIM が内蔵されており、導入した企業向けにカスタマイズされたクラウドサービスと常時接続し、常に最新の情報を提供します。
また、取得した行動データを IBM Watson ベースのハタプロ製クラウドデジタルサイネージ管理システムに蓄積して可視化し、時間別に来店者の製品への興味や関心度合いを理解します。このような技術によって ZUKKU は時間帯や来訪者の年齢層・性別などを判別してその人に最適な情報を提供します。
ZUKKU のような接客・店番ロボットとしては、ソフトバンクの Pepper が有名ですが、ZUKKU は比較的安価で、一台の Pepper のトータル金額分で数台の ZUKKU を購入できるそうです。また、既に伊勢丹や三越、ヨドバシカメラ、パルコ、いくつかの区役所に導入されており、今後も採用企業は増える見込みとのことです。
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