Gear Sportで対応した水泳トレーニング機能の詳細

投稿日時 11月 16th, 2017 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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Samsung の最新スマートウォッチ「Gear Sport」で対応した水泳用のトラッキング機能の詳細を実機を使って紹介します。※ 実際にプールで使用したわけではないので写真に表示されるデータは適当な値です。

Gear Sport の外装は 50m 防水(5 気圧防水)に対応したので、プールくらいの水深なら使用することができ、機能面でも水泳専用のトレーニングモード「プール」が追加されており、泳いだプールの距離やストローク数、セット数(1/2 往復の本数)、セットごとの心拍数やタイムなどを確認できます。

水泳メニューは Gear Sport の S Heal アプリに組み込まれており、事前にプールの長さ(25m / 50m / 25 ヤード)を決め、プールの 1/2 往復を 1 本としてトレーニングデータを表示します。

水泳トレーニングへの対応は単なるログ取りだけではありません。プールモードを開始すると、タッチパネルの反応を無効化する「ウォーターモード」が有効になり、ボタンの操作でトラッキングの一時停止や再開を操作することができます。また、事前に設定すれば変更できますが、バイブレーションで本数を伝える機能もあります。

水泳トレーニング中に取得できるデータは、本数、ストローク数、心拍数、運動時間、1 本ごとのタイムとなっています。データはトレーニングの最中に確認することもできますが大抵の場合、泳いでいる最中に画面を見ることはありません。

トレーニング後には上記のデータの他に、トレーニング中の心拍ゾーンやどのセットで最小または最多のストローク数だったのか、本数ごとのタイムをグラフで確認することもできます。

Gear Sport では、単純に水泳中のトレーニングデータを記録するだけではなく、事前に本数や時間の目標を設定することもできるので、個人でのトレーニングであってもそれを管理することができます。

私は競泳の選手でも何でもありませんが(学生時代にほんの数年間プールに通った程度です)、Gear Sport の水泳トレーニング機能は予想以上に充実していました。プールでの基本的なトレーニングやエクササイズには十分対応できると思いますが、競泳の選手レベルのトレーニングでも使えるのかどうかは分かりません。