シャープ、欧州向け新スマホ「AQUOS B10」「AQUOS C10」「AQUOS D10」を発表
シャープは、現在ドイツ・ベルリンで開催中の IFA2018 イベントで欧州のスマートフォン市場に再参入することになる新型 Android スマートフォン「AQUOS B10」、「AQUOS C10」、「AQUOS D10」を一挙に公開しました。
シャープは 2011 年頃の「AQUOS Phone」時代にフランスなどの一部の欧州国で Android スマートフォンを販売していましたが、後続モデルのリリースが無く自然に撤退という状態でした。シャープが今年、欧州スマートフォン市場に再参入することは昨年から伝えられていたことなので驚きはしませんが、3 機種も発表するとは予想外。ただ、現在の欧州市場は Xiaomi や OPPO、OnePlus、Huawei 等の中国メーカーが牛耳っている節もあり、競争に負けてまた自然に撤退となる恐れもあります。
上記 3 機種の特徴は、画面占有率 80% を超える狭額縁デザインとリアにデュアルカメラを搭載している点で、グレード的にはいずれもミッドレンジモデルになります。
AQUOS B10 は 5.7 インチ 1,440 x 720 ピクセル(18:9)の液晶、MediaTek MTK6750T 1.5GHz オクタコアプロセッサ、3GB RAM + 32GB ROM、背面に 1,300 万画素 + 800 万画素(120 度ワイドレンズ)カメラ、前面に 1,300 万画素カメラ、4,000mAh バッテリーを搭載し、デュアル SIM に対応しています。
AQUOS C10 は AQUOS sense plus と似たスペックの機種で、5.5 インチ 2,040 x 1,080 ピクセル(17:9)の液晶、Snapdragon 630 2.2GHz オクタコアプロセッサ、4GB RAM + 64GB ROM、背面に 1,200 万画素(F1.75) + 800 万画素(120 度ワイドレンズ)カメラ、前面に 800 万画素カメラ、2,700mAh バッテリー、USB Type-C コネクタを搭載し、Wi-Fi ac や Bluetooth 5、デュアル SIM に対応しています。
AQUOD D10 は 3 機種の中では最も魅力的な機種で、プロセッサは Snapdragon 630 ですが、CPU クロック数が 2.6GHz に引き上げられており、iPhone X 風のノッチ部分を持つ全面デザインを採用。画面占有率はなんと 91% に達すると言われています。また、カメラもアップグレードされており、擬似的な光学ズームも可能です。
また、5.99 インチ WCGP FFD LCD 2,160 x 1,080 ピクセル(18:9)の液晶、Snapdragon 630 2.6GHz オクタコアプロセッサ、4GB RAM + 64GB ROM、背面に 1,200 万画素(1.4μm) + 1,300 万画素カメラ、前面に 1,600 万画素カメラ、2,900mAh バッテリー、USB Type-C コネクタを搭載し、Wi-Fi ac や Bluetooth 5、デュアル SIM に対応しています。
AQUOS B10 の価格は €299 ですが、これには 24 型の AQUOS 液晶テレビがバンドルしているそうです。また、AQUOS C10 の価格は €299、AQUOS D10 の価格は €399。価格は良心的です。たぶん AQUOS D10 は微妙にヒットするかもしれません。
Source : Android World
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