Pixel 3スマホで写真をRAWで記録する方法
最近発売された Google Pixel 3 スマホには写真を RAW でも記録する機能があるので、SNS 等でより良い写真をシェアしたいというスマホユーザーさんは写真を RAW から現像してみてはいかがでしょうか。
Pixel 3 の写真画質は「これがスマホカメラの写真?」と疑うくらい美しく綺麗なのですが・・・、本記事で紹介する RAW 現像は写真の生データから自分好みの明るさ、色、シャープネス等を設定した上で JPEG 等の見慣れた写真形式に書き出す作業なので、写真を Pixel 3 が自動で書き出す JPEG 画像とは違った雰囲気にしたい、明るさをもっと上げたい、白飛びや黒つぶれを極力なくした仕上がりにしたい、こういう時に RAW 現像は有効です。
SNS でシェアするくらいの用途であればアプリのフィルターを使って簡単に補正・アレンジできるので RAW 現像の必要性を感じることはさほどありませんが、JPEG 画像を補正すると多少なりとも画質が劣化してしまうので、例えば見たままを忠実に再現した写真をシェアしたい、明るさや色を綺麗に整えたい、ノイズや霞を除去してシェアしたい、こういう時に RAW 現像だと効果が得やすく、たとえ撮影に失敗してもやり直しができます。また、写真プリントしたり、大きなサイズのまま他で使用するなら RAW から現像して写真を作った方がより良い仕上がりになると思います。
デフォルトで Pixel 3 の RAW 保存機能は無効になっているので、RAW を保存したい場合にはカメラアプリの設定メニューの「詳細」→「JPEG + RAW」を ON にすると、通常の JPEG 写真と一緒に .dmg 形式の RAW データも記録されます。
RAW は写真の生データになるので一緒に記録される JPEG 画像よりもファイル容量が大きくなります。ストレージ容量を余計に食ってしまうデメリットが生まれますが、その代わりりに上記のようなメリットを得られます。
RAWの補正や JPEG 等への書き出し作業は Snapseed アプリや Lightroom CC モバイルアプリを使うと簡単に行うことができます。
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