Android 13 QPR1ベースのLineageOS 20が公開
Android デバイス向けのカスタム ROM LineageOS の開発チームが毎年恒例の 4 月ではなくこの時期に Android 13 ベースに更新したメジャーアップデート版 LineageOS 20 のリリースを発表しました。
LineageOS 20 は、Android 13 QPR1 をベースにして構築されており、スマートフォン、タブレット、Android TV / Google TV 向けのビルドが用意されています。従来通りのリリースサイクルだと、LineageOS 20 は今年 4 月にリリースとなる予定でしたが、Android 12 から Android 13 にかけては UI の変更がメインで、更新作業に掛かる手間も減ったことからベースのリビルドを効率的に進めることができ、付属アプリの開発に集中できた。その結果、リリースが早まったと説明しています。
同チームはまた、LineageOS 20 のリリースよりバージョン管理規則も AOSP に準じた形に変更し、例えば、今後 QPR2 がリリースされても LineageOS 20.1 とはならず、常に LineageOS 20 として開発を進めていくことも明らかにしました。
LineageOS 20 では、Android 13 の新機能に加えて、カメラアプリ「Aperture」は CameraX ライブラリを基に構築されたこと正規の Google カメラとほぼ同等のカメラ機能を利用する事が可能になりましたし、レコーダーアプリでは WAV での記録やステレオ録音も可能になるなど付属アプリの機能性も向上しています。
現在、LineageOS 20 に対応するデバイスは、Pixel 4、Pixel 4 Xl、Pixel 4a、Pixel 4a 5G、Pixel 5、Pixel 5a を含む 20 機種となっています。
Source : LineageOS
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