Android 13 QPR2 Beta 2でモノクロテーマアイコンの強制適用オプションや新しいタブレット用タスクバーの存在が確認される
今週リリースされた Android 13 QPR2 Beta 2 で新たに 2 つの新機能の導入が確認されました。1 つ目は、モノクロテーマアイコンの強制適用オプション、もう 1 つがタブレット用の新しいタスクバーです。
新機能その 1 は、アプリがテーマアイコンを持たない場合にモノクロのテーマアイコンを強制的に適用するオプションです。QPR2 Beta 2 にこの機能に関するフラグが追加されており、まだ無効状態なのでスマホ上にオプションは表示されませんが、今後リリース予定の新機能と見られています。
テーマアイコンはアプリのアイコンを壁紙カラーに合わせてシンプルなデザインに変更する機能で、アプリ側でテーマアイコン用のデザインを準備していない場合は通常のアイコンが表示されます。テーマアイコン対応アプリと未対応アプリが混在するとデザイン性が損なわれます。それを軽減する為にこのような機能を考案したのでしょう。
新機能その 2、タブレット用タスクバーは画面下部にフローティング型で表示され、角の丸いお洒落なデザインとなっています。このタスクバーは数秒で非表示となり、画面のスワイプアップで再表示されると言われています。ただ、現在のところ、タスクバーは画面の回転に対応しきれていないらしく、縦向きモードでは表示が崩れてしまうそうです。未完成の機能のようです。
QPR2 Beta 2 自体がテスト版のファームウェアなので、今回発見された新機能に関しても開発途中のベータ版と考えられます。そのため、3 月の正式リリース時に存在するのか否かも不明の状態です。正式版では削除される可能性もあります。
(追加)
スクリーンレコーダー機能にも変化が見られたようです。
従来のスクリーンレコーダーは画面全体を録画する仕様でしたが、QPR2 Beta 2 には特定のアプリ 1 つに絞って録画することも可能とされています。録画中の画面に電話やアプリの通知が映り込んだことに気付かないまま動画を公開すると、知らぬ間に個人情報が流出してしまいます。今回発見された新機能は、こうした事故の発生を最小限に抑えることに繋がりますし、タブレットや折りたたみ式スマホなどの画面分割モードに適したデバイスでは録画作業の効率が向上しそうです。
Source : Twitter(テーマアイコン)、9to5Google(タブレット用タスクバー)(スクリーンレコーダー)
関連記事
週間ランキング
None Found