6月のPixel Feature Dropはかなり大規模、Pixelスマホ向けにアップデートが配信開始
Google は 6 月 13 日、Pixel デバイス向けに最新の Pixel Feature Drop を公開し、同日より以下に示す新機能を含む Pixel アップデートを開始しました。四半期ごとのプラットフォームリリース(QPR)の第 3 弾が正式版となりました。
今回は、Android 13 における大規模なアップデートとなっており、多数のバグが修正されるとともに、様々な新機能が追加されます。この記事では Pixel スマホ向けの新機能をまとめて紹介します。
● Pixel 用の絵文字壁紙とシネマティック壁紙
絵文字壁紙とは、お気に入りの絵文字を使用して独自のカスタマイズされた壁紙を作成できる機能です。4,000 種類を超える絵文字、様々なパターンと色を選択することで、オリジナルの壁紙を作成できます。シネマティック壁紙とは、AI 機能により通常の 2D 写真をダイナミックさあふれる 3D 壁紙に変換する機能です。
● Google Home のロック画面用ホームパネルをリニューアル
スマホのロック画面からアクセスできる Google Home のデバイスコントロール画面が上図のようなデザインに刷新され、監視カメラや見守りカメラのプレビュー映像を直接視聴できるようになりました。
● Pixel レコーダーアプリの機能拡充
Pixel 6 以降のスマホで文字起こしを Google ドキュメントにエクスポートしたり、発言者ラベル付きのビデオ クリップを作成したり、録音データ内で特定の発言者を検索できるようになりました。
● Google アシスタントを使用して安全確認タイマーを実行可能に
「OK, Google ◯◯ 分間安全確認を実行して」と指示するだけで緊急通報サービスの安全確認のチェックインタイマーを実行できるようになり、設定された期間内に安全確認に応答しない場合には緊急連絡先に通知され、リアルタイムの位置情報も共有されます。
● マクロフォーカスビデオ
これはマクロモードに対応した Pixel 7 Pro 限定の機能です。Google カメラアプリのアップデーt版が公開されており、Pixel 7 Pro でマクロモードでも動画を撮影できるようになりました。
● Palm Timer 機能の追加
Pixel 6 以降のスマホで手のひらを使って自撮り撮影時にタイマーを作動させることが可能になりました。使用方法は、カメラアプリでタイマーを有効にしてからフロントカメラに手のひらをかざすと自動的にタイマー撮影のカウントダウンが開始されます。
● 自動車事故検出時の共有先拡大
スマホが自動車事故を検出すると、緊急通報サービスへ自動的に電話を発信し、リアルタイムの位置情報も共有することができますが、共有先に従来の緊急通報サービスだけでなく、緊急連絡先に登録した家族や配偶者を指定することも可能になりました。
● バイブレーションの自動調整
スマホの画面が上を向き、安定した場所に置かれている場合にスマホの振動強度を下げます。これは、スマホをテーブルや床などの硬い地面に置いたときに振動が大きく響かないようにするための機能で、Pixel 6a と Pixel 7a 限定の機能となっています。
● アダプティブ充電の適応性がさらに向上
アダプティブ充電はゆっくりと充電することでスマホのバッテリー劣化を抑制し長持ちさせる仕組みです。
この機能は AI 機能により過去の充電習慣や充電セッションに基づき長時間の充電セッションがいつ開始されるかを予測するようになります。このようなセッションを検出すると、電源が抜かれると判断される 1 時間前にバッテリーが 100% になるようゆっくりと充電するようになります。
● Google アシスタントの音声モデルが拡大
Google アシスタントに新しく 2 種類の音声モデルが追加され、合計 12 種類の音声モデルから好きなものを選べるようになりました。
Source : Google
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