Virtuix、歩行型VRゲーム機「Omni One」のベータユニットを発送開始

投稿日時 2月 19th, 2023 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
コメントは受け付けていません。

歩行型 VR ゲーム機を手掛ける米 Virtuix は、2020 年に新デバイス「Omni One」の開発をスタートさせ、当時の計画では 2021 年中に販売を開始する予定でした。しかし、開発の遅れから発売は先延ばしにされ、計画は先行き不透明の状況が続いていましたが、2 月 17 日付けで最初のベータユニットをクラウドファンディングに参加した方に送り届けたことを報告し、正式な発売に向けて計画を一歩前進させました。

Virtuix は、仮想空間の中を歩いたり走ったりして自由に行動できる 360 度全方向トレッドミル技術をアピールポイントとする VR ゲーム機を開発しているベンチャー企業です。同社が開発を進めている Omni One はいわゆる歩行型 VR ゲームデバイスの最新版となります。

既に VR ゲームデバイスは様々な種類の製品が市販されていますが、Omni One は Dave & Buster’s をはじめとした数多くのアミューズメント施設に導入された本格的な VR ゲーム機「Omni Pro」や「Omni Arena」が提供する没入型のゲーム体験を家庭でも楽しめるように設計された点で他の VR 機と大きく異なります。

元々の Omni の特徴は歩行可能な点でしたが、最新の Omni One では従来のハーネスを使用する代わりにセンサー内蔵ベストを使用することで、歩行だけでなく、しゃがんだり、ひざまづいたり、ジャンプしたりと、身体を使ったアクションを再現することも可能となっており、これらのアクションシミュレーションによって Omni One は VR ゲーム内で運動することもできます。自宅内でリアルなスポーツ体験も可能になります。

Omni One は現在、ベータテストを実施している段階で、まだ正式な発売スケジュールは公表されていませんが、クラウドファンディングサイト StartEngine では第二弾の資金調達キャンペーンを実施して公に出資を募っています。$1,000 以上の出資で一般販売よりも先に Omni One の実機ユニットを入手することができます。

Source : StartEngine