Google、Wear OS用アプリのポリシー改定を発表、Wear OS 3.0以上向けにアプリの更新が必要に

投稿日時 3月 2nd, 2023 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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Google は、Wear OS 3 以上を搭載したスマートウォッチ向けのアプリ品質の向上と一貫したユーザー体験を提供することを目的に、アプリの開発者向けポリシーに 31 項目の品質要件を追加し、2023 年 8 月 31 日より新要件を含む改訂版ポリシーを施行すると発表しました。

新しい要件の中でもユーザーとって重要な変更点として Google は次の 3 項目を挙げています。

まずは、全てのアプリとタイルは背景を黒に設定しなければなりません。ほぼ全ての Wear OS スマートウォッチが AMOLED パネルを採用しており、この要件はアプリの視認性を高めるだけでなく、バッテリー消費を抑える意味合いも強いと思われます。

次に、フィットネスアプリでは、実行中のアクティビティ用インジケーターをウォッチフェイス、アプリランチャーチップ、カード上に表示しなければなりません。

さらに、アプリやアクティビティの上部に時刻を明確に表示することも要求しています。ただし、ダイアログ、または確認画面はこの要件から例外されます。

他にも、アプリがバックグラウンドに移行して数分以内に再度呼び出されても以前の状態を可能な限り維持していることや、システム設定でユーザーが指定したフォントサイズに準拠し、重要なテキストには 12sp、重要でないテキストには 10sp を最小フォントサイズに設定することなど、様々なジャンルの品質要件が追加されています。

最後に、全ての Wear OS 用アプリは Wear OS 3 Android 11 (API レベル 30) をターゲットにする必要があります。これは アプリの安定性と Goolge Play ストアの掲載情報に関する要件です。

全ての新要件は以下のリンク先で確認することができます。

Source : GoogleAndroid Developers Blog