Google、健康管理に関するAndroid 14、Wear OS 4、ヘルスコネクトの更新情報を公開
Google I/O 2023 の基調講演で健康管理に関する更新情報はあまり多く語られませんでしたが、Google の Android Developers チームが YouTube に投稿した「What’s new in Health on Android」というタイトルのセッション動画の中では、Android 14、Wear OS 4、現在ベータ版として提供中のヘルスコネクト、さらにこれらのプロダクトで用いられるヘルスサービスの更新情報が紹介されていました。
Google がまず最初に発表したことは、Android 14 からヘルスコネクトが Android のフレームワークに組み込まれることです。これにより、Android 14 では設定画面上でヘルスコネクトの設定を行うことができ、しかも、Google Play システムアップデートにも対応するので機能追加や修正などは適宜リリースされることになります。
Google はまた、ヘルスコネクトの正式リリースに伴い Google Fit の Android API のサポートを 2024 年に終了することも発表、アプリの開発者に対して健康データの抽出元を Google Fit からヘルスコネクトへ移行するよう呼びかけています。
次に、ヘルスコネクトは今後、ワークアウト時の GPS ルートをアプリ間で共有することが可能になる他、生理周期のモニタリングやリプロダクティブヘルスに関する機能も改善される予定です。
最後に、Wear OS 4 は今後、ゴルフにおいてスイング回数の記録に対応し、スイングはドライバーやパター使用時などスイングの種類も検出できるようになります。
また、ヘルスサービスのアップデートによってセンサーデータのバッチ処理が高速化し、心拍数データを皮切りにアプリは独自のタイミングでセンサーデータを取得できるようになります。さらに、バッテリー持ちへの影響を与えることなくアプリの機能を提供できる新しいアプリ権限も導入される予定です。
Source : YouTube
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