Android 14で節電アプリ(システム最適化アプリ)は動作しなくなる

投稿日時 3月 13th, 2023 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
キーワード:
コメントは受け付けていません。

Andnroid で長年愛用されてきたアプリの一つとして、節電アプリ、もしくはスマホ高速化アプリが挙げられます。どうやら Android 14 ではこれらワンクリック最適化アプリは動作しなくなる模様です。Google Play 上に今だ多く存在するシステム最適化系アプリはいよいよ終焉のときを迎えようとしています。

通常、システム最適化アプリはバックグラウンドで動作しているアプリを強制終了し、CPU やメモリなどのハードウェアリソースを解放することで、スマホを高速化したりバッテリーの消費を抑制しています。これを行うのに一般的なシステム最適化アプリは KILL_BACKGROUND_PROCESSES の権限を持ち、ActivityManager.killBackgroundProcesses のシステムコマンドを実行してバックグラウンドプロセスを強制終了しています。

ところが、Android 14 ではシステム最適化アプリが上記の特別な権限を取得するためのAPI に制限が付くようになり、権限を使用してバックグラウンドプロセスを強制終了できるのはそのアプリのみとなり、他のアプリは強制終了できなくなります。

このような制限を設けた理由については、Google が Android 14 DP2 のリリース時に公開した説明文書より読み解くことができます。

「Android では、アプリが killBackgroundProcesses() やその他のメソッドを使用して、他のプロセスに影響を与えようとすべきではありません。Android はキャッシュされたアプリをバックグラウンドに保持し、システムがメモリを必要とするときにそれらを自動的に強制終了するように設計されています。 アプリが他のアプリを不必要に強制終了すると、それらのアプリを後で元の状態に復元する必要があるため、システムパフォーマンスが低下し、バッテリー消費が増加する可能性があります。これは、既存のキャッシュされたアプリを再開するよりもはるかに多くのリソースを消費します」

つまり、現行の Android OS にとってシステム最適化アプリはもはや害にしかならず、逆に使用しないことを推奨しています。これはまた、Google Play からシステム最適化アプリを排除する計画のための準備とも考えられます。

最近ではスマホの性能向上も相まってシステム最適化アプリは殆ど必要としません。そのため、この手のアプリを使用する人は少ないと思うので、エンドユーザーにとっては大きな問題にはなりませんが、アプリの提供者にとっては難しい選択を迫られることになりそうです。

Source : Esper