Pixel 8 Proにマルチカメラ超解像ズーム機能を活用した新しい夜景モードが導入か?
新型 Pixel が発売されるのはおよそ半年後なので断定的に述べるのは時期尚早かもしれませんが、Google は Pixel 8 Pro の発売に向けてマルチカメラ超解像ズームを活用した新機能を準備している模様です。
今回の情報はリークではなく、今週リリースされた Google カメラ v8.8 の分解調査の結果予測されていることです。情報を伝えた 9to5Google によると、マルチカメラ超解像ズームを夜景モードに拡張する変更箇所がアプリ内で見つかり、これが Pixel 8 Pro 向けの新機能だと見られています。
Pixel 7 Pro と共にデビューしたマルチカメラ超解像ズーム機能は、望遠レンズに切り替えるまでもないズーム倍率のときに複数のカメラで同時に撮影した画像を合成することで写真画質を高精細化する仕組みです。具体的には、メインカメラと望遠カメラの両方で撮影した 2 枚の写真を合成し、中央付近に望遠カメラの撮影データを用いることで細部がより鮮明な写真へと仕上がります。
既存のマルチカメラ超解像ズームは通常の撮影モードでしか機能しませんが、夜景モードでも動作するように改良されたということです。これを夜景モードに適用すると、低照度環境でも細部まで映りが鮮明な写真を得ることができます。
一般的に、スマホで撮影する夜景などの低照度写真は、センサーサイズの制約もあり、細部が不鮮明になりがちです。これはスマホカメラの欠点でもあり、Google の取り組みはこの課題を克服するものとなります。スマホカメラは暗所に弱い、これが定説でしたが、AI 技術の進歩によりそれを覆す可能性があります。
Source : 9to5Google
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