Motorola,グローバル市場向け新スマホ「Motorola Edge 40 Pro」を発表、165Hzリフレッシュレート、Snapdragon 8 Gen2、8K 30fps録画など
Motorola が 2023 年のグローバルフラッグシップスマホと位置付けられる新型スマホ「Motorola Edge 40 Pro」を正式に発表しました。今回は欧州と南米向けの発売がアナウンスされており、他の市場での発売予定は明らかにされていません。欧州では近日中に販売が始まり、現地価格は €899(約 130,000 円)。VAT 込み価格なので、もし国内発売されるとしたら価格は 10 万円前後になると予想されます。
Edge 40 Pro は先に中国で発売された Moto X40 のグローバル版です。スマホデザインやハードウェアは Moto X40 と共通仕様ですが、ソフトウェアは標準の Andriod 13 を基に構築されており、素の Android に近い機能と操作性を提供します。
Edge 40 Pro は、165Hz 駆動の pOLED パネルや Snapdragon 8 Gen2、前面に 6,000 万画素の高画素カメラ、125W の急速充電機能を搭載するなど随所に先進的な要素が見られ、特にゲームやライブ配信、写真・動画撮影といった用途でその優れた能力を発揮します。
Edge 40 Pro は 6.67 インチ画面の大型スマホです。外観は至ってシンプルですが、超狭額縁のフレームレスデザインと、背面にアンチグレア仕上げの 2.5D ゴリラガラス Victus を使用したことで、スマホは手によくフィットし、触れたときの質感も良いとされています。IP68 レベルの防塵・防水も対応させるなど、外装にはかなり拘っているようです。筐体のサイズと重量は 161.16 x 74 x 8.59mm、199g。カラバリはブラックとブルーの 2 色となっています。
ディスプレイの解像度は 2,400 x 1,080 FHD+ 20:9 と平凡ですが、上述のように 165Hz の高いリフレッシュレートをサポートしており、ゲームの描画性能が向上しています。また、10bit カラー、DCI-P3 100% の色域、1,100nits のピーク輝度、ハードウェアレベルの目の保護機能、HDR10+ と Dolby Vision の HDR 動画再生にも対応しており、指紋リーダーはディスプレイに内蔵されています。
Edge 40 Pro の特徴の一つにリアカメラの性能の高さが挙げられます。カメラは、背面にメインの 5,000 万画素(1/1.55 型、F1.8)広角カメラ、5,000 万画素(1/2.76、F2.2、114 度)の超広角カメラ、1,200 万画素(1/2.93 型、F1.6)の光学 2 倍ポートレートカメラで構成されています。
広角カメラは AF 付きでマクロ撮影も可能。ポートレートカメラには F1.6 の明るいレンズを使用していますが、これは人物ポートレートや物撮りなどで背景をぼかすためと Motorola は説明しています。実際にどの程度までボケるのかは使用してみないとわかりませんが・・・
他にも、動画は最大 8K 30fps で記録可能。4K サイズでは 30fps と 60fps で記録できます。メインと超広角カメラはピクセルビニングをサポートしており、ピクセルを束ねて画素サイズを拡大して使用することで低照度下でも明るく綺麗な画質となるように設計されています。
バッテリー容量は 4,600mAh で、125W の USB 充電だけでなく、15W のワイヤレス充電と 5W のリバースワイヤレス充電もサポートしています。
他には、最大 12GB LPDDR5X RAM、最大 512GB UFS 4.0 ストレージ、Dolby Atmos 対応のステレオスピーカー、X 軸リニアモーターを搭載し、Wi-Fi 6E / 7、Bluetooth 5.3、5G デュアル SIM などもサポートしています。今回発表された Edge 40 Pro は 2 枚の SIM スロットを持つデュアル SIM 版です。
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